借金地獄に陥った体験談や実話を5つ紹介｜立ち直る方法は？

普通に生活していても何らかの事情があり、やむを得ず借金することはあります。

ですが、最初は少額だったのに、いつの間にかどんどん借金総額が増えていき、気がついたら借金地獄にハマっていたというケースも多いのが現実です。

この記事では、借金地獄になる原因や借金生活から抜け出す方法について解説しています。

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借金地獄とはどのような状態？

貸金業者などから繰返し借入を行い、気付いたら借金地獄に陥っていたという方もいるでしょう。

では、借金地獄とはどのような状態を言うのでしょうか。

現在の状況をどう感じるかは個人の主観にもよりますが、ここでは客観的に見た借金地獄の状態について解説していきます。

返済してもしても借金が減らない状態

返済してもしても借金が減らない場合には、借金地獄になっている状態と言えます。そのため、長期間にわたり返済しても借入元金が減らなければ、精神的に辛い状況となることでしょう。

いくら返済しても借金が減らない事には原因があります。

利息が高い

借金が減らないため借金地獄に陥る理由として、利息が高いために返済の障害になっていることが考えられます。

たとえば、消費者金融やクレジットカードのキャッシングでは、銀行のローンよりも金利が高く設定されているため、銀行のカードローンや住宅ローンなどよりも利息が大きくなります。

ただし、大手を初めとして街金と呼ばれる貸金業者では、利息制限法の上限を超えない範囲で貸付しています。高めとはいっても、以下のような法定金利により融資しているのです。

借入金額	上限金利（年率）
10万円未満	20.0％
10万円以上100万円未満	18.0％
100万円以上	15.0％

しかし、貸金業者から2007年以前に借りたお金を返済中の場合には、基準よりも高い利息を払っている可能性があります。

その場合には、過払金の引き直し計算により借金が完済できこともあるのです。心当たりがあれば弁護士や司法書士に相談してみてください。

毎月の返済額が少ない

カードローンやキャッシングの返済では、最低でも毎月1回、約定日に最低返済額以上の一定額を支払う決まりになっています。

しかし、1か月に1回の返済で支払う金額が少ないと借金はなかなか減っていきません。そればかりか、多くの利息を支払う結果になるのです。

なぜならば、キャッシングの返済はリボ払いが基本であり「元金＋利息」の組合せとなっているからです。そのため、毎月の返済金はまず利息に充てられ、元金の返済分はその残金となるのです。

たとえば50万円を借り、毎月15,000円を返済する場合はこのようになります。（年率18.0%）

回数	元金	利息	残高
1	7,357円	7,643円	492,643円
2	7,712円	7,288円	484,931円
3	7,587円	7,413円	477,344円
4	7,938円	7,062円	469,406円
5	7,824円	7,176円	461,582円
6	7,944円	7,056円	453,638円
7	8,289円	6,711円	445,349円
・ ・	・ ・	・ ・	・ ・
20	9,851円	5,149円	326,988円
・ ・	・ ・	・ ・	・ ・
30	11,488円	3,512円	218,920円
・ ・	・ ・	・ ・	・ ・
40	13,420円	1,580円	93,396円
・ ・	・ ・	・ ・	・ ・
47	8,731円	133円	0円

上記の返済例では、総支払額が698,864円となります。
また、支払った利息は198,864円にもなるため、借入元金50万円に対する利息の割合が大きいことが分かるでしょう。

借金地獄にならない為には、臨時返済で少しでも早く元金を減らすことをおすすめします。

クレジットカードをリボ払いしている

リボ払いによる返済方法は、毎月の返済額を少額に抑えることができます。そのため、気軽にカードを使用した結果、気が付いたら借金地獄になっていたということも多いです。

また、コンビニのATMでも気軽にキャッシングができるため、自分の銀行口座から預金を引き出すような感覚になりがちです。

ただし、クレジットカードのリボ払いには高い手数料が発生します。

返済の遅延がある

借金の返済日に遅れると遅延損害金がかかります。

たとえば、貸金業者からの借入であれば20.0%の利率になります。

仮に、貸金業者から100万円を借りた場合の金利は15.0％です。しかし、返済日に引落しができなければ遅延利息が20％かかり、5％分もの余計な利息を支払うことになるのです。

複数の借入先から借金（多重債務）に陥っている状態

複数の金融業者から借入している状態を多重債務と言います。この状態になると、借入残高がいつになっても減らなくなるため、借金地獄に陥るリスクも上がるのです。

実際に、多重債務に陥る人は毎年一定数存在します。

たとえば2020年に3件以上の借金がある多重債務者は123万人でした。
（2020年６月22日金融庁 / 消費者庁 / 厚生労働省（自殺対策推進室） / 法務省「多重債務者対策をめぐる現状及び施策の動向」）

また、貸金業者で借入する人は40代・50代のサラリーマンばかりではなく、20代・30代の若者もいます。

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借金地獄に陥る原因

そもそも、借金地獄に陥るまで借金するには何らかの原因があるはず。自分のためだけでなく、家族のためにやむなく借金する人もいるでしょう。

ここでは、借金地獄になる原因について探っていきます。

生活費のための借金

何らかの理由で生活費が不足した場合には借金に頼ることもあるでしょう。なぜならば、生活費がなければ生きていくことも難しくなるからです。

そのため、時にはやむなく借金を重ねることもあるでしょう。ただし、借金地獄にならない為にはキャッシングには極力頼らないことが大事です。

パチンコなどのギャンブル

パチンコや競馬・競輪などにお金と時間を使う人は一定数います。

また、最近はインターネットを利用したオンラインカジノ（オンカジ）も新しいギャンブルとして人気です。

また、ギャンブル依存症になってしまうとお金の価値観がズレてしまいます。

近年ではギャンブル依存症を一種の「病気」と捉えられる傾向にあり、国や自治体でも取り組みが行われています。
（参照：厚生労働省HP「依存症対策」）

買い物、ショッピングなどの浪費

クレジットカードは、買い物代金の後払いとして便利に使えるカードです。ただし、この便利な機能が借金地獄の最大の原因となることもあります。

クレジットカードの「リボ払い」には、返済期間が長期化する代わりに、毎月の返済額を抑えられるという特徴があります。

その便利さゆえ、時にはママ友へ見栄をはるためにブランドバックを衝動買いしてしまうなんてこともあるかもしれません。

FX・株などの投資

FXや株の取引きで儲かった快感を忘れられず、ギャンブル依存症となり取引を繰り返してしまう人もいます。

予測を見誤った株の先物取引、ハイレバレッジによるFX取引などにより、時には大きな借金を背負ってしまうこともあります。

その場合には、先が見通せないほどの借金地獄となることでしょう。

無職・失業による低所得

無職や低所得の人が借金するのであれば、国の融資制度の1つである「生活福祉資金貸付制度」の利用がおすすめです。この制度では、無利子、あるいは年1.5%などの低金利で融資を行っています。

また、コロナの影響で生活資金が不足した場合にも、「緊急小口資金等の特例貸付」などの融資制度が利用できます。
（参照：厚生労働省「生活福祉資金貸付制度」）

病気・医療費

病気になると、予想以上に医療費がかるものです。高額な医療費を借金でまかなえば、結果的に借金地獄になる可能性もあります。

たとえば歯医者や美容外科などの治療費は自由診療になる場合が多いです。そのため、場合によっては100万円以上の用意が必要になるかも知れません。

また、保険診療の場合でも高額の医療費が必要になる状況は同じです。ただし、保険診療では「高額療養費制度」の利用により、収入に対する1か月あたりの医療費負担の上限額が決められています。

70歳以上の医療費の上限額

年収区分	ひと月の上限額（世帯ごと）
約1,160万円～	252,600円+(医療費－842,000)×１%
約770万円～約1,160万円	167,400円＋(医療費－558,000)×１%
約370万円～約770万円	80,100円＋(医療費－267,000)×１%
156万～約370万円	57,600円（外来18,000円・年144,000）
Ⅱ 住民税非課税世帯	24,600円（外来8,000円）
Ⅰ 住民税非課税世帯*	15,000円（外来8,000円）

*年金収入80万円以下など

69歳以下の医療費の上限額

年収区分	ひと月の上限額（世帯ごと）
収約1,160万円～	252,600円＋(医療費－842,000)×１%
約770万円～約1,160万円	167,400円＋(医療費－558,000)×１%
約370～約770万円	80,100円＋(医療費－267,000)×１%
～約370万円	57,600円
住民税非課税者	35,400円

(参照：厚生労働省保険局「高額療養費制度を利用される皆さまへ」（平成30年８月診療分から）

この金額を超える医療費の支払いは不要です。そのため、病気で医療費がかかる場合には、借金を考える前に市役所や区役所などに相談してみることが先決となります。

また、病院によっては入院費の相談に乗ってくれる場合もあります。病院にいるケースワーカーに相談すれば、3回程度の分割払いに対応してもらえることもあるようです。

子供の教育費

子どもの教育費にお金がかかる悩みはどこの家庭も同じでしょう。塾や予備校、大学の学費などを合わせると、親の負担はかなりのものとなります。

子供の教育費の捻出方法はいくつかあります。

• 学資保険の積立
• 貯蓄
• ボーナスや賞与
• 教育ローンやキャッシング

借金地獄に陥っている場合であれば、低金利の教育ローンを選ぶ必要があります。

日本政策金融公庫の「国の教育ローン」を制度を利用すれば、年率1.65％（固定）という低金利で、上限350万円まで（条件により最大450万円）の借入が可能です。

また、受験前に申込ができるのも便利な点となっています。

（参照：日本政策金融公庫「教育一般貸付 （国の教育ローン）」

事業資金・開業資金を借りる

法人や個人事業主が事業資金を借りる方法はいくつもあります。

• カードローン
• 消費者金融のビジネスローン
• 銀行や信用金庫の事業者専用ローン
• 国の公的融資制度

消費者金融のカードローンには、個人事業主でも申込めるものもあります。また、別にビジネスローンが用意されている貸金業者も多いです。

しかし金利が高いため、後々返済がきつくなり借金地獄になる心配もあります。

一方、銀行や信用金庫などの事業者専用ローンであれば比較的低金利となっています。さらに、国の公的融資制度はもっと低金利です。

たとえば、個人事業主が開業資金を借りる時には、日本政策金融公庫の「新創業融資制度」が利用できます。

利用の対象者	新たに事業を始める方、または事業開始後税務申告を２期終えていない方 創業時において創業資金総額の10分の1以上の自己資金が確認できる方
資金の使い道	新たに事業を始めるため、または事業開始後の設備資金・運転資金
融資限度額	3,000万円（うち運転資金1,500万円）
基準利率	年利2.37%～3.05％
返済期間	各融資制度に定めるご返済期間以内
担保・保証人	原則不要（連帯保証人が要る場合、利率が0.1％低減される）

（参照：日本政策金融公庫「新創業融資制度」）

日本政策金融公庫は国が100％出資している金融機関で、この他にも事業者向けの融資がいくつもあります。

（日本政策金融公庫「融資制度一覧から探す」 ）

借金地獄に陥った体験談ブログ

「借金地獄に陥ったらどうしたらいいの？」という悩みを抱えている人は多いはず。しかし、こんな時だからこそやるべきことはあります。

ここでは、実際に借金地獄になった方の体験談ブログを5つ紹介しています。いずれも、実話だからこそ分かる借金返済のヒントや完済への意気込みが詰まった内容となっています。

続・30代で人生オワタ@借金700万円

初めに「続・30代で人生オワタ@借金700万円」を紹介します。

このブログでは、37歳のサラリーマン（独身男性）である執筆者kazさんが任意整理後の借金700万円を完済するため、日々奮闘する様子が書かれています。

株の先物取引で作った借金の他にもクレジットカードの利用代金、携帯電話料金などの支払いもあり、給料が入っても収支はマイナスに。そのため、財布の中身は数十円で空腹に耐える日も。

さらに、携帯料金が払えずブログの更新が止まることもしばしば。

現在、借金をギャンブルで返す計画中のようですが、必ず完済するという強い意志が感じられる借金ブログです。特に、パチンコや株で借金地獄になっている方は非常に勇気づけられることでしょう。

嫁に内緒の借金４００万円をFXで返済していく～風前の灯火～

次に「嫁に内緒の借金４００万円をFXで返済していく～風前の灯火～」を紹介します。

このブログでは現在、空き缶拾いなどの日雇いバイトをしながら、メインであるFXで借金を返そうとする執筆者ころさんの日常が綴られています。

借金総額は消費者金融から借りた750万円、そのうち妻に内緒の借金が400万円。借金が嫁バレしないため、子供を守るため隠し借金の返済に頑張る毎日を送っています。

多重債務の夫と見つめ合う私

3つ目は「多重債務の夫と見つめ合う私」です。

このブログには、突然夫から合計520万円の借金があることを告げられた3人の子供を持つ40代パート主婦、めぐみさんの日常が書かれています。

時には生活費の不足を補填する為、めぐみさん自身もコンビニATMでキャッシングしてしまうことも。とは言え、当初より大幅に借金を減らすことに成功しています。借金残高が詳細に掲載されているので、読んでいる人の参考になることでしょう。

借金あるけど節約して中学受験！ふわふわ主婦の家庭の事情

4つ目は「借金あるけど節約して中学受験！ふわふわ主婦の家庭の事情」です。

このブログは執筆者、40代主婦のふわふわ主婦さんが夫に内緒の借金400万円（現在300万円程度）を返済しながら、娘さんの学費を稼ごうと節約や収入増加に頑張る内容となっています。

投資で作った借金返済日記～since2008～

最後は、「投資で作った借金返済日記～since2008～」の紹介です。

このブログは、執筆者の投資で炎上さんが株などの投資で作った借金を4年で完済していく計画を打ち立て、現在奮闘中という内容になっています。

現在の借金額は470万円。投資のかたわらパチンコにも手を出してしまい、おまけに菓子依存症にも。とは言え、執筆者のポジティブな面も垣間見れるブログとなっています。

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借金地獄から立ち直る方法

借金地獄から立ち直るには、今のままの生活パターンをただ続けていくだけでは難しいでしょう。よって、借金地獄が抜け出すための方法を今からでも実践していく必要があります。

ただし、借金を借金で返す事だけは厳禁です。それ以外の方法で今すぐできる借金地獄から立ち直る方法はいくつもあります。

日々の生活費を見直し、支出を減らす

借金地獄から一日でも早く抜け出すには、支出をできるだけ減らすことが大切です。

そのため、返済に回せるお金を作り出すには、生活費を節約するしかありません。その内で減らせる幅が大きいのが「固定費」です。

• 住居費
• 保険料
• 通信費
• 水道光熱費
• 車に関係する費用
• 定額サービスなど

ただし、すべての固定費を削ってしまうと、返ってつらい借金生活となってしまします。

そのため、できることから無理のない範囲で費用の見直しを行っていくと良いでしょう。

転職、副業で収入を増やす

借金地獄から抜け出すには、転職や副業も視野に入れると良いでしょう。どちらも上手く回っていけば、収入アップが見込めます。ただし、この場合の難易度は高めです。

そのため、他の方法と並行して取り組んでいく必要がありますが、以下で簡単に説明していきます。

転職で収入を増やす

現在失業中、無職という場合には、早急に仕事を探しましょう。

仕事を持っていても今の給料では苦しい場合には、思い切って転職を考えると良いかも知れません。借金地獄から抜け出すため、時には必要な選択と言えるでしょう。

ハローワークに行って相談するのも良いですが、同時進行で転職サイトに登録することをおすすめします。その際には、自分の職歴やスキルをしっかりと伝えましょう。

副業で収入を増やす

会社やパート先の給料だけでは足りないという場合には、副業を考えてみましょう。ただし、本業に支障をきたすようでは本末転倒です。

そのため、スキマ時間を有効活用することをおすすめします。たとえば、出勤や帰宅の電車の中、昼休み、帰宅後のリラックスタイムなどが理想と言えるでしょう。

今は、スマホ1つあればお金を稼ぐことが充分可能になっています。

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浪費、無駄遣いを減らす

借金地獄から少しでも早く抜け出すためには、浪費や無駄遣いを減らすことも一つのポイントです。よって、ネットショッピングや外食・飲み代などの出費を抑えることは最重要事項となります。

たとえ、借金で費用をまかなっていなくても、手元のお金が減れば返済に回す資金がなくなってしまうからです。

パチンコやFXなどのギャンブルに手を出さない

借金地獄の状況から逃れたい気持ちから、一獲千金を狙いギャンブルや投資に手を出してしまう人もいます。

しかし、ほとんどの場合で借金残高が減るどころか、逆に大幅に増やしてしまっているのが現実です。

債務整理を行う

借金の返済が困難になった場合には、借金の一部、あるいは全部の支払いを免除してもらえる債務整理という救済制度があります。

借金地獄に心が折れそうになった時には、債務整理を視野に入れてみて下さい。

詳しくはこの後で解説していきます。

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借金地獄から抜け出す最終手段「債務整理」とは？

債務整理は借金地獄から抜け出すための最終手段となりますが、基本的に3つの方法で成り立っています。

• 自己破産：裁判所を通して財産を処分し借金の全額を免除してもらう手続き
• 個人再生：裁判所を通して借金を5分の1ほどに減額してもらう手続き
• 任意整理：債務者と債権者との間で利息のカットや分割返済などが話し合われる手続き

それぞれにはメリットがあれば、デメリットもあるため注意が必要です。

債務整理を行うメリット

債務整理を行うメリットは主に2つあります。

• 借金の全額、あるいは一部が減額される
• 弁護士に依頼すると、その後の督促が止まり、支払も不要となる

債務整理を行うと、自己破産では借金全額すべて、個人再生・任意整理では借金の一部が減額されます。借金の圧縮率はそれぞれに異なりますが、借金地獄から解放される点は同じです。

どの債務方法でも弁護士に依頼した時点で督促が止まります。その後の支払いが不要になるため、その分は他の使い道に回すことができるのです。

債務整理を行うデメリット

債務整理にはデメリットもあります。

• 手続きには費用が必要
• ブラックリストに載り、最低5年間は審査に通り難くなる
• 持ち家や財産を失う可能性がある（自己破産）
• 一部の資格・職業が制限される（自己破産）
• 官報に掲載される（自己破産・個人再生）
• 借金が0にならない（任意整理・個人再生）

3つの債務整理のデメリットで共通しているのは、手続きに費用がかかってしまうこと、ブラックリストに載ってしまうことです。

自己破産・個人再生は裁判所を通す手続きであるため、弁護士の協力が欠かせません。そのため、裁判所への予納金や弁護士費用が必要です。

ただ、任意整理についても弁護士に交渉を依頼するケースが多いため、一定の費用がかかることになります。

その他にも債務整理の種類によっては、家や財産を失う、資格や職業制限がある、官報に掲載される、借金を0円にできないなどのデメリットもあるのです。

借金地獄から抜け出したい人は弁護士・司法書士事務所に相談を

借金地獄に陥ってしまい、どうにもならなくなってしまった人は、弁護士・司法書士事務所に債務整理の相談をすることをお勧めします。

以下は、借金問題・債務整理に強い弁護士・司法書士事務所ですので、まずは無料相談を利用し、現在の状況を話、相談してみてください。

きっと自分に合った解決方法を提示してもらえるはずです。

借金について良くある質問

パチンコがやめられず、消費者金融からの借金が100万を超えました。借金がいくらになったら弁護士に相談しにいくべき？

借金がいくらになったら危険という基準は特にありません。ただし、仮にパチンコで作った消費者金融からの借金が100万円である場合、毎月3万円返しても完済までに3年8カ月かかります。また利息は30万円にもなるのです。

さらに、消費者金融からは年収の3分の1までしか借入ができません。もし、年収が300万円程度であった場合、すでに100万円を借りているのであれば、これ以上の借入はできないことになります。

これらの情報から不安を感じた場合には、既に借金地獄に陥っていると判断できます。その場合には、今すぐに弁護士に相談することをおすすめします。

借金地獄に陥ると人生終わりでしょうか。債務整理で人生逆転、お金持ちになり成功できる可能性はありますか。

今のままでは、この先の借金地獄で人生を棒に振ってしまう可能性があります。しかし、債務整理をすれば借金を0円にすることも可能になり、新たな人生をスタートすることができるのです。

そのため、債務整理後に人生を逆転できる可能性は充分にあると言えます。

まとめ

借金地獄に陥ると、返済しても残高が一向に減らない状態になります。その原因の多くはパチンコや株などのギャンブルや、買い物などの浪費ですが、失業や病気などやむを得ない場合もあります。

借金地獄にならない為に注意するべきことはいくつもありますが、それでも返済が苦しくなった場合は債務整理を念頭に置き、弁護士に相談することをおすすめします。