旦那の借金発覚で離婚すべきか?一緒に返す場合の対処法

旦那の借金 離婚

旦那さんの借金に悩む奥様は多いです。旦那さんの借金癖に耐えられず、離婚を希望する人もいるでしょう。

旦那さんの借金との向き合い方や、一緒に返済していく場合の対処法について記事をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次
  1. 旦那の借金が原因で離婚は成立する?
    1. 協議離婚や調停離婚の場合は離婚が成立する
    2. 旦那が離婚に応じない場合は離婚裁判をしなければならない
    3. 旦那の借金は法律上の離婚理由に該当しない可能性が高い
    4. 離婚が認められる借金の例
  2. 旦那と離婚した場合の借金分与について
    1. 財産分与は基本プラス財産のみなので妻に借金が分与されることはない
    2. 日常生活を送る上で生じた借金は妻にも支払いの義務が残る
    3. 妻が夫の借金の連帯保証人になっている場合は注意
  3. 旦那が借金を隠しているかも!借金を調べる方法
    1. 信用情報を確認する
    2. 郵便物の送り主を確認する
    3. ローンカードを持っていないか調べる
    4. 銀行通帳を確認する
    5. クレジットカードの利用明細を確認する
    6. 携帯電話・スマホを勝手に見るのはプライバシー侵害になるのでNG
  4. 旦那の借金がストレスになる理由
    1. 日々の生活や将来に不安を感じる
    2. 子供への影響が不安
    3. 旦那がまた隠して借金をしてしまわないか心配
    4. 旦那の借金が原因でうつ病になる妻も
  5. 旦那の借金を一緒に返していく方法
    1. 妻が夫にお金を貸す
    2. 妻が一緒に夫の借金を返済していく
    3. 夫婦共に転職や副業を検討し、収入を増やす
    4. 余計な出費を控えたり、家計簿を見直す
    5. 妻の名義でお金を借りる
  6. 借金返済がどうにもならない場合は債務整理の検討を
    1. 債務整理とは
    2. 債務整理の相談は弁護士・司法書士にするのがおすすめ
  7. 旦那の借金について良くある質問
  8. まとめ

旦那の借金が原因で離婚は成立する?

旦那さんが内緒で借金を抱えていた場合、借金を理由に離婚はできるのでしょうか?

私に内緒で借金をしていた、借金を隠していた、しかも借りたお金をギャンブルやキャバクラに使い込んでいた、そんな旦那とは一緒にいたくないと思う妻は多いはずです。

旦那さんの借金を理由に離婚は成立するのか、借金と離婚の関係について、詳しく解説していきます。

協議離婚や調停離婚の場合は離婚が成立する

協議離婚や調停離婚であれば、旦那さんの借金を理由に離婚が成立します。

協議離婚や調停離婚は、相手の同意を前提に成立する離婚で、旦那さんの同意がある以上、離婚の理由はなんでも良いからです。

借金癖でも、性格の不一致でも、食べ物の好みでもなんでも、相手の同意がある以上、離婚は成立します。

なお、調停離婚は、裁判所から選ばれた調停委員の立ち会いのもとで行われる離婚の協議方法ですが、相手の同意を条件に離婚が成立する点では、協議離婚(夫婦で話し合って決める離婚)と同じでしょう。

調停委員からのアドバイスや意見はあるものの、それを受け入れるのは当事者の自由です。旦那さんが調停委員のアドバイスを受け入れて、素直に離婚に同意すれば離婚は成立しますが、もし旦那さんが拒否すれば、離婚は不成立に終わります。

調停委員の意見はあくまで参考程度で、旦那さんがそれに応じる義務は無いからです。旦那さんが離婚に同意しない場合、裁判離婚で決着させるしかありません。

旦那が離婚に応じない場合は離婚裁判をしなければならない

先ほど解説した通り、旦那さんが納得しない以上、協議離婚でも調停離婚でも離婚は成立せず、それでも借金を理由に離婚したいのなら、裁判に持ち込む必要があります。

裁判離婚は、相手の気持ちに反してでも離婚を成立させる以上、旦那さんの振る舞った行為が、法律上の離婚理由(詳細は後述)に該当する必要があります。

旦那さんの行為が、法律で決められた離婚理由に該当すると裁判官が判断しない以上、旦那さんの同意なしに離婚はできません。

旦那の借金は法律上の離婚理由に該当しない可能性が高い

残念ながら、旦那さんに借金があるだけでは、法律上の離婚理由に該当しない可能性が高いです。

なぜならば、法律上の離婚理由を定めた条文(民法770条)に「相手に借金が発覚した場合は離婚ができる」とは書いてないからです。

民法770条を確認してみましょう。

【民法770条】
夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

以上のように、裁判離婚の成立理由を列挙した770条には、「借金」という言葉が見当たりません。

1号の「不貞な行為」は、不倫などの貞操義務違反を意味しますので、借金とは無関係ですし、借金があるからといって、4号の「強度の精神病」に当てはめるのも無理があるでしょう。

法律の条文を読む限り、旦那さんの借金のみを理由に裁判離婚を成立させるのは、どうやら難しそうです。

しかし、借金の事実そのものが法律上の離婚理由に該当しないとしても、旦那さんが借金をするようになった「原因」次第では、まだ離婚に持ち込める可能性があります。

離婚が認められる借金の例

借金の内容によっては、裁判離婚が認められる余地があります。

ギャンブル、キャバクラ、風俗など、借金をしてまで、そのような遊びにお金をつぎ込む旦那と離婚ができないのは理不尽だと、誰もが思うはずです。

それゆえ、単なる借金に留まらず、結婚生活を壊すような形の借金であれば、離婚は認められます。

例えば、借金をしてまでギャンブルやキャバクラに足を運び、妻子のいる自宅に帰らない、家庭にお金を入れないなどの態度は、夫婦に課された「同居義務・扶助義務(民法752条)」を果たさない行為で、770条1項2号の「悪意で遺棄されたとき」に当てはまります。

遺棄(いき)と聞くと、死体遺棄などの言葉を連想しますが、2号の遺棄の解釈はもう少し広く、合理的な理由もなく同居しない、夫婦でお互いに助け合おうとしない、などの行為も含むからです。

また、仮に悪意の遺棄に該当しないとしても、旦那さんの借金が原因で夫婦仲が完全に壊れてしまったと、裁判官がそう判断した場合には、5号の「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」に該当し、離婚が成立するケースもあります。

このように、借金の事実が直接的に法律上の離婚理由に当たらないとしても、ギャンブルやキャバクラで使うお金や、同僚や友人との飲み会に使う交際費がバカにならない金額で、しかも借金をしてまでということであれば、裁判官の心証次第で、離婚の成立に繋がる可能性は十分にあります。

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旦那と離婚した場合の借金分与について

財産分与

旦那さんと離婚をする際に気になるのが財産分与です。借金持ちの旦那さんから財産をもらえないのは仕方がないとしても、財産分与がきっかけで、旦那さんの借金まで負わされるのは嫌ですよね。

ここでは借金が財産分与に与える影響について解説します。

財産分与は基本プラス財産のみなので妻に借金が分与されることはない

財産分与がされるのはプラスの財産のみで、借金は財産分与の対象にならないのが普通です。

したがって、離婚後に妻が旦那名義の借金を負担する必要はありません。

旦那さんに500万円の借金があっても、離婚後に、妻が半分の250万円を支払う必要はありません。

日常生活を送る上で生じた借金は妻にも支払いの義務が残る

結婚生活を営む上で発生した費用(生活費、教育費、住宅ローンなど)は、双方が協力して負担すべきというのが、法律の考え方であるため、日常生活を送る上で生じた借金に限っては、妻にも負担する義務があります。

しかしながら、その義務はあくまで財産分与の金額を決定する際に考慮されるというだけで、借金の名義人そのものは変更されませんし、お金の貸主に対して妻が直接の支払い義務を負うこともありません。

例えば、生活費捻出のため、旦那さん名義で銀行から100万円を借り入れたとして、妻も銀行に支払い義務があるかといえば、それは違います。

銀行からお金を借りたのは、あくまで旦那さんだからです。

そして、その後に離婚することになったとしても、この結論は変わりません。離婚後も、依然として、妻には100万円の支払い義務がないのです。

借入時に妻が保証人になっていた場合は、保証人として支払う義務があります。

もっとも、100万円の借り入れが理由で、旦那さんに請求できる財産分与の金額が減る可能性はあります。結婚生活で発生した費用は、夫婦双方で分担するべきだからです。

妻が夫の借金の連帯保証人になっている場合は注意

旦那さん名義の借金について、妻が直接の支払い義務を負わないのは、既に述べた通りです。

しかし、借り入れ時に妻を保証人に立てた借金は別です。旦那さんが支払えない場合は、代わりに妻が責任を果たす必要があります。

典型例は住宅ローンです。離婚したあとで、旦那さんが住宅ローンを払えなくなり、保証人たる妻が銀行から催促を受けるのは、よくあるパターンです。

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旦那が借金を隠しているかも!借金を調べる方法

旦那さんに内緒の借金がある気がするけれども、証拠がないので問い詰められない。そのような悩みを持つ人に向けて、旦那さんの借金を調べる方法を紹介します。

信用情報を確認する

旦那さんの信用情報(借り入れ状況を記録した情報)を確認すると、旦那さんがどこからお金を借りているか、はっきりと知ることができます。

しかし、信用情報は本人のみが開示できますので、家族といえども勝手に開示手続きをすることはできません。

郵便物の送り主を確認する

旦那さん宛に届いた郵便物の送り主を確認すると、借金の事実が発覚する場合があります。

ただし、借り入れ先によっては、一見して、貸金業者からの封筒だと気づかないものもあるので注意が必要です。

例えば、銀行のカードローンであれば、封筒の表面に〇〇銀行と記載があるため瞬時に判別できます。しかし、一部の消費者金融では、一般的に認知されている会社名とは異なる送り主名で、書類が届くのです。

例えば、プロミスから届く封筒には、プロミスではなく「パルセンター」と記載されています。正式名称を知らないと、見過ごしてしまうので気をつけましょう。

消費者金融の正式な送り主名
  • プロミス → パルセンター
  • アコム → ACサービスセンター
  • モビット → MCセンター

ローンカードを持っていないか調べる

旦那さんの財布の中身を探して、キャッシング専用のカードが見つかれば、借金を隠している可能性が大です。

アコム、プロミス、レイク、アイフルといった、いわゆる消費者金融系のカードの存在は、旦那さんがキャッシングを利用している証拠です。

銀行通帳を確認する

旦那さんの預金通帳の履歴をチェックして、振り込み先や引き落とし先に、貸金業者らしき会社名・サービス名が見つかったら、キャッシングをしていると疑って構いません。

そして、通帳履歴をチェックする際は、クリスマスやホワイトデーなど、イベント付近のお金の動きについて敏感になるのが、怪しい行動を見抜くコツです。

通帳の履歴から、借金だけでなく、旦那さんの浮気が発覚するケースもあります。

クレジットカードの利用明細を確認する

クレジットカードの利用明細を確認すると、リボ払いの利用状況やキャッシング枠の利用状況が分かります。

もし利用可能枠一杯まで使っていたら、他の借金の存在も疑いましょう。借金を返済をするために他から借りるという、いわゆる自転車操業状態に陥っている可能性があります。

いったん自転車操業の状態を作ってしまうと、借金は加速的に増えていきますので、早めに手を打たないと、遅かれ早かれ破綻に向かうでしょう。

携帯電話・スマホを勝手に見るのはプライバシー侵害になるのでNG

受信メールや携帯電話の着信履歴をチェックすると、借金の事実を確認できます。

ただし、旦那さんの同意なしに、勝手にスマホを覗き見るのは、プライバシー侵害に繋がる恐れがありますので、くれぐれも注意しましょう。

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旦那の借金がストレスになる理由

一生をともにするパートナーに借金癖があると、人生がハードモードになりがちです。

旦那さんの借金が妻のメンタルや子供の将来に与える影響について、分析してみました。

日々の生活や将来に不安を感じる

人生のパートナーである旦那が、借金癖のある人間なら、毎日が不安を抱えながらの生活になるのは当然です。

貯金も満足にできず「病気になったら治療費や入院費はどうしよう…」「今はよくても老後の生活はどうなるだろう…」など、絶えず心にもやもやを抱えたままの人生を送るハメになります。

借金癖のある旦那さんと一緒にいるだけで、ストレスが溜まるのは当たり前でしょう。

子供への影響が不安

旦那さんが借金を抱えたままだと、子供の人生にも悪影響を与えてしまいます。

特に、大学進学を希望する子供にとっては深刻です。奨学金を利用できるとはいえ、都会での一人暮らしとなると、学費以外にも生活費がかかります。

奨学金だけではカバーできません。授業が忙しくて大学とバイトの掛け持ちができず、せっかく努力して偏差値の高い学校に入ったにもかかわらず、留年を繰り返したり、やむなく退学をしてしまう子も増えています。

また受験期には、授業料以外にも、塾代や受験料が余計に必要になるため、学費に充分なお金をかけられなかったばっかりに、子供の入試が失敗に終わってしまう悲劇も起こりうるでしょう。

旦那さんの借金のせいで、子供に迷惑をかけてしまう未来を想像してしまい、罪悪感とストレスから何も手につかなくなってしまう人もいるはずです。

旦那がまた隠して借金をしてしまわないか心配

借金癖は簡単に治らないものなので、一度でも借金でトラブルを起こしてしまった旦那さんと暮らすのは、想像以上にしんどいはずです。

「私に隠してまた借金しているんじゃ…」と、常に疑心暗鬼にとらわれて暮らすことになります。

旦那の借金が原因でうつ病になる妻も

旦那さんの借金が原因でうつ病になってしまう奥様は多いです。

うつ病になると、元気に働けなくなるので余計に家計に負担がかかりますし、かといって離婚する気力も湧いてこないでしょうから、結果として負のスパイラルにハマり、しんどい状況に追い込まれます。

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旦那の借金を一緒に返していく方法

借金を抱えた旦那さんと離婚をするつもりがないのなら、一緒になって借金を返済していくほかありません。

ここでは、旦那さんの借金を返す方法や、旦那さんの借金を返すために妻が協力できることを紹介します。

妻が夫にお金を貸す

旦那さんの借金返済のため、妻がお金を貸す方法が考えられます。

お金を貸す際には、借用書(金銭消費貸借契約書)や、貸し付けた事実を明らかにする契約書(債務承認弁済契約書)を残しておかないと、「あれは借りたんじゃない、もらったものだ!」などと、あとになって、旦那さんからごねられる恐れがあります。

あげるつもりで貸すならともかく、本気でお金を返してもらうつもりなら、書面で残しておかないと厄介を招いてしまいます。

借用書は公正証書にしておくと、あとで旦那からお金を回収する時に、裁判所に訴える手間を省くことができるので便利です。

借用書(金銭消費貸借契約書)を作成する際の注意点

借用書(金銭消費貸借契約書)を作成する時は、以下の内容を盛り込むのが一般的です。

  • 契約日(お金を渡した日)
  • 当事者の住所・署名・押印
  • 貸した金額
  • 借主が受け取った事実
  • 返済期日
  • 返済方法(月々の支払い額等)
  • 利息の有無(または利率)
  • 遅延損害金に関する定め
  • 期限の利益の喪失に関する定め
  • (抵当権など)担保権の定め
  • (連帯)保証人の氏名・住所・押印


上記の内容の全てを契約で定める必要はありませんが、最低でも、契約日、署名、貸した金額、借主が受け取った事実、返済期日、返済方法あたりは記載しておかないと、あとでトラブルになります。

贈与したのではなく、あくまでも「貸した」だけ、という事実をはっきりさせておくのが肝心です。

また、分割払いを許す場合は、旦那が期限までにお金を払わなかった場合に備えて、「支払いが1回(ないし2回)遅れたら一括で返す」などの、期限の利益の喪失に関する事項を記載しておくほうが安全かもしれません。

金銭消費貸借契約書のひな形は、インターネットで入手できますので、好みのものを見つけて、自分なりにカスタマイズすると良いでしょう。

債務承認弁済契約書とは?

債務承認弁済契約書とは、すでに発生している債務(借り入れ金額)の存在を認めさせるための契約書です

通常、お金を貸す時は借用書(金銭消費貸借契約書)を作りますが、うっかり借用書を作り忘れた場合は、あとで契約書(債務承認弁済契約書)を作成して、お金を借りた事実を相手に認めさせることができます。

なお、債務承認弁済契約書を作成する際は、以下の内容を盛り込む必要があります。

  • 債務弁済契約日(契約書作成日)
  • お金を貸した日
  • お金を貸した場所
  • 貸したお金の額
  • 残っている債務の金額

公正証書とは?

公正証書とは、国家がお墨付きを与えた契約書で、通常の契約書よりも効力が強いのが特徴です。

単なる契約書の場合、裁判所に訴えて判決を取らない限り、強制執行の手続きは取れません。

しかし、公証役場で手数料を支払い、契約書を公正証書にしておけば、万が一、旦那さんから支払いを拒まれても、裁判を経ずに、いきなり相手の給料や預貯金を差し押さえることができます。

もっとも、夫婦間の契約でわざわざ公正証書を作成すると、それだけで人間関係に亀裂が入ってしまう恐れもありますので、別れるつもりがないのなら、公正証書はあえて控えるという考えもあります。

妻が一緒に夫の借金を返済していく

旦那さんに借金返済のためのお金を渡しても、遊び金に使われるかもしれないし、本当に返済に充てるかどうか疑わしいと感じる場合は、妻が一緒になって、返済を手伝っていく方法もあります。

例えば、振り込み作業を妻が担うことで、借金の返済は確実に実行されますし、あるいはもう一歩進めて、返済プランの作成や、低金利のローンへの借り換えを申し込むなど、妻が積極的に旦那さんの借金返済にかかわっていくスタイルも考えられるのではないでしょうか。

お金の扱いには向き不向きがありますので、旦那さんの管理能力が乏しければ、奥さん主導で返済していったほうが、確実に返済は進むでしょう。

夫婦共に転職や副業を検討し、収入を増やす

収入アップ

転職や副業で世帯収入を増やし、旦那さんの借金返済にまわす方法もあります。

また、専業主婦の家庭なら、奥さんが外に働きに出る選択肢もあるでしょう。あるいは、自宅で稼ぐという道もありますね。

最近は家にいながらでも実践可能な副業が増えてきたため、ライターや動画編集、翻訳など、本業以外の副収入で稼ぐハードルが低くなってきました。

借金生活をネタに、ブログの執筆やライター業で収入を得ている、たくましい夫婦も存在します。

余計な出費を控えたり、家計簿を見直す

収入アップも良いですが、それよりも先にトライしてほしいのが、家計簿の見直しや、余計な出費の削減です。

なぜならば、収入を上げるよりも、支出を減らすほうが、難易度が低いからです。

そして、家計簿を見直す際にポイントとなるのは、固定費の削減です。生命保険の見直しや格安スマホへの乗り換えを実践して、数万単位のお金が浮くパターンも珍しくありません。

家計見直しに関する書籍はたくさん出版されていますので、一読してみることをおすすめします。

妻の名義でお金を借りる

旦那さんの借金返済のため妻がお金を借りる、あるいは生活資金確保のため、妻がお金を借りて家計を維持する家庭もあります。

しかし、旦那さんの借金返済が家計を圧迫する状態で妻がお金を借りても、金利の高さが災いして、最終的には、夫婦で共倒れ破産になってしまうケースが散見されます。

将来的に旦那さんと離婚を考えているのであれば、特にこの方法はおすすめしません。離婚後の新生活にはお金がかかります。小さい子供を抱えてシングルマザーになるのであれば、なおさらでしょう。

にもかかわらず、新生活をスタートさせるなり、借金を抱えていたり、もうお金を借りられない状況になっているのは、とてつもなくしんどいです。

少しでも離婚の可能性があるのなら、旦那さんの借金返済のためにわざわざお金を借りるのはやめて、旦那さんには自力で返済させるか、それがダメなら(旦那さんに)債務整理をさせたほうが、将来を考えると有益かもしれません。

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借金返済がどうにもならない場合は債務整理の検討を

債務整理

旦那さんの借金が減らず困っている人は、債務整理の検討をしてみてはいかがでしょうか。債務整理は国が認めた借金の救済制度と言われることもあり、合法的に借金の負担を減らせる手続きです。

債務整理とは

債務整理とは、法律の力を使った借金の返済方法で、任意整理、個人再生、自己破産の3つの手続きから選べます。

債務整理をすると、月々の返済額を下げたり、利息をゼロにしたり、場合によっては借金額そのものを減らしたりできますので、旦那さんの借金が減らなくて困っている人にはおすすめです。

債務整理の相談は弁護士・司法書士にするのがおすすめ

債務整理の相談は、専門家である弁護士や司法書士に相談するのがおすすめです。

自分にとってどの方法が一番適しているか、適切なアドバイスをもらうことができます。

以下は、債務整理や借金問題に強い弁護士・司法書士事務所ですので、まずは無料相談を利用して現状を話してみてください。

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旦那の借金について良くある質問

旦那の借金を理由に離婚しました。借金があっても養育費の請求はできる?

借金を理由に、養育費の支払いを免れることはできません。

つまり、旦那さんに借金があっても、それとは無関係に、養育費の請求はできます。父親には子に対する扶養義務(民法877条)がありますので、借金があるからといって、養育費の支払いを拒めはしないのです。

ただし、「ない袖は振れぬ」という言葉があるように、借金の返済に旦那さんの給料が吸い取られる結果、事実上、養育費の回収は困難という場合はあるでしょう。

養育費の取り決めをした合意書を、公正証書で作成していれば、旦那さんの給料を差し押さえて、借金の返済よりも優先して、養育費の支払いを強制させられますが、そうでない時は、回収は厳しいです。

それゆえ、差し押さえが困難な場合は、旦那さんに債務整理をしてもらうのが一番の解決方法です。債務整理で旦那さんの借金の負担が軽くなれば、そのぶん養育費の支払いにまわせる余裕が生まれます。

もし旦那さんが自己破産を選べば、借金はゼロになりますので、よりいっそう養育費の回収は容易になるでしょう。

なお、自己破産をしても、養育費の支払いは免除されませんので、自己破産を理由に養育費の支払いから逃げられるのではないかという心配は不要です。

旦那の借金が理由で離婚した場合、慰謝料は請求できる?

旦那さんの借金を理由にした慰謝料の請求は、ケースバイケースですが、認められる余地はあります。

借金をしてまでギャンブルやキャバクラにお金をつぎ込み、ほぼ自宅には帰る日はないといったように、旦那さんの振る舞いがひどく、無視できない精神的損害を被ったのであれば、慰謝料請求の可能性はあるでしょう。

逆に、生活費としての借金や、適度な遊興費(ゆうきょうひ)に留まる範囲の借金であれば、慰謝料の請求は難しいです。

まとめ

借金癖は一人では簡単に治せないものなので、もし旦那さんの借金が発覚した場合は、夫婦一緒になって対策を考える姿勢が大切です。

収入のアップや家計簿の見直しを試みて、それでも解決できそうにないなら、債務整理の選択もあります。旦那さんが借金を抱えたままだと、離婚後の養育費を払ってもらえない恐れがありますので、債務整理を利用し、旦那さんの借金の負担を軽くしておくことは、将来の妻や子供の生活のためにもなるはずです。

債務整理が気になる人は、弁護士や司法書士に相談してみることをおすすめします。

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