日本語が本来の意味と逆に変化していくことはままある。その昔「御前(おまえ)」や「貴様(きさま)」が相手を敬う意味で用いられていたことも、漢字で書いてみるとわかりやすい。 そんな言葉の代表格に「いい加減」と「適当」がある。この2語は、現代においても文脈やシ
日毎に寒さが加わる晩秋の候。秋の味覚を存分に楽しんでいる人も多いことだろうが、なかでも"手間がかかる秋の味"のひとつに「マロングラッセ」がある。 単なる「栗の砂糖漬け」と思ってはいけない。まずは栗の固い鬼皮を剥き、次いで熱湯につけてふやかした渋皮をこそ
朝夕の寒気が身にしみる今日この頃。本格的な冬は間近、"寒ブリ"の旬もそろそろだ。照り焼き、塩焼き、ブリ大根、想像するだけでヨダレが! …と書き出してはみたが、本日のテーマは"寒ブリ"とは関係がない"ぶりっ子"の話だそうだ。 ぶりっ子の"ぶり"は「何らかのフリ」
米ワシントン大学の名誉教授、ジョン・ゴットマン博士が提唱する「ゴットマン率」をご存知だろうか。心理学の権威として知られるゴットマン博士は、夫婦関係を含めたパートナーシップ研究、人間関係の研究に造詣が深い。著作や学術論文がカウンセリングの基礎的根拠とな
"霊長類"といえばヒトやサル、類人猿を含む霊長目の哺乳類の総称だが、この"霊長"という言葉を辞書で調べると「霊妙な力を備えていて、他の中で最も優れているもの」とある。さらに"霊妙"とは「人知でははかり知れないほどに奥深く優れ、神秘的な尊さを備えていること」
数年前、たい焼き発祥の店と言われる港区麻布十番「浪花屋総本店」が"たい焼き生誕100周年"を迎え話題になったが、最近では中身に工夫を凝らした"変わりたい焼き"を提供する店が増えているようだ。カスタードクリームやチョコレート、サツマイモ餡などはすっかりポピュ
「マーマイト」という食品をご存知だろうか。ビールの醸造課程で沈殿した"酒粕"部分が原料で、主にイギリスやニュージーランドで生産される発酵食品だ。見た目はチョコレートを溶かしたような茶色のペースト状、ビタミンBを多く含んでいるため体には良いものの、独特の
秋もいよいよ深まり、空を見上げれば流れる雲の美しさに時間を忘れる頃だ。秋の雲といえば「いわし雲」「うろこ雲」「さば雲」と、なぜか魚類系に偏っているのが特徴だが、これらはいずれも高い位置にできる「巻積雲(けんせきうん)」の俗称だ。小さな雲が天高く連なる様
"朝ラーメン"なる言葉があるのをご存知だろうか。略して"朝ラー"とも呼ばれ、文字どおり「朝からラーメンを食べる習慣」を指すのだという。喜多方ラーメンで知られる福島県喜多方市周辺や、静岡県の一部地域ではメジャーな文化であるようだ。 現在では、その流行を取り
"髪が伸びるスピード"には諸説あるが、日本人の標準は1日0.3~0.4mmだと言われているようだ。3日で約1mm、1カ月で約1cm、1年で約12cm程度…もちろん個人差もあるが「スケベな人ほど早く伸びる」なんていうのは迷信だ。ただ、気温や日差し、食事、体調、ストレスなど様々
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