民主党に「とんだ茶番」の声続出。ところで「茶番劇」の語源は? | NewsCafe

民主党に「とんだ茶番」の声続出。ところで「茶番劇」の語源は?

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2日に行われた内閣不信任決議案の採決を前に辞表を提出した政務三役4人だが、採決では反対票を投じた。4人はいずれも民主党の小沢一郎元代表に近く賛成にまわるものとみられていたが、採決直前に鳩山前首相・小沢元代表が反対すると呼びかけたため、結果、民主党で賛成票を投じたのは2名だけ、政務三役の4人も辞表を撤回する運びとなった。

この事態に、NewsCafeユーザーからは「とんだ茶番だ」の声が多く集まった。ところでこの「茶番=茶番劇」という言葉は"底のみえすいた、ばかばかしい行為や物事"という意味だが語源をご存知だろうか。

「茶番」は「茶番狂言」の略で、江戸末期に歌舞伎から流行した、下手な役者が手近なものを用いてこっけいな寸劇や話芸を演じるもののこと。本来、茶番は客のために茶の用意や給仕をする者を指すが、楽屋でお茶を給仕していた大部屋の役者が、余興で茶菓子などを使いオチにしたことから「茶番狂言」とよばれるようになった。
このような即興の素人劇の意味から、ばかばかしい物事を「茶番劇」というようになった。

今回の不信任決議の採決に関しては、前日まで造反議員が続出するものと思われていたが結局政権は維持。茶番劇、と揶揄されても仕方がないだろう。
《NewsCafe》
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