「女性ひとりで行けるバー」「女性ひとりで泊まれる宿」…各種メディアでこの"女性ひとりで"をうたう特集が増えている。確かに近年の女性の社会進出はめざましく、会社帰りにひとりでどこへでも出向き楽しめるという人も多い。しかし、こうした特集が成り立つと言うこと
世界文化遺産登録が決定し、改めて美しさが見直されている富士山。環境省によると富士山頂への登山者は年間30万人、車で行ける5合目までの観光客はさらに多く250万人に上るという。今後はその両方が増えると予想され、同省は新たな展望台や散策路、環境配慮型公衆トイレ
大手スポーツ量販店が「これからは登山ブームが…」と「山用品に特化した専門店」を作ったのは、かれこれ15年ほど前になる。登山は「一歩間違えると生命の危険がある」と言う事を考えると「店員にもある種の専門知識がいる」ので大変だったようである。当初は「老舗の専
「多少の異常事態が起こっても、それを正常の範囲内としてとらえ、心を平静に保とうとする働き」。これを、社会心理学の世界では"正常性バイアス"というらしい。耳慣れない言葉だが、誰も身に覚えはあるだろう。 天変地異、事件事故、思いもよらない惨劇…様々なニュー
今年も食中毒が怖い季節になった。早くも多数の事件が報道されるなか、薬用せっけん「ミューズ」でおなじみのレキットベンキーザー・ジャパン社が、興味深い意識調査結果を発表している。主婦200人と飲食業従事者200人を対象に「食中毒は"飲食店や施設"と"家庭内"どちら
生物の歴史は飢餓との戦いの歴史である。もちろん人間も例外ではなく、飽食の時代などと言われるのも、ごく最近の話。…何が言いたいのかというと「人間の脳が高カロリー食を求めるのは自然である」ということだ。世の中の"おいしいもの"は大抵カロリーが高い。しかし、
今回の国会では様々な重要法案がありましたが、そのひとつ「いじめ対策推進基本法」が成立しました。児童生徒等の尊厳を害するとともに、良好な教育環境を損なうために、いじめを禁止すること、また基本理念や国の責務を明らかにすることが目的です。「いじめ防止」に関
携帯電話の国内普及率は100%を超えて久しく、歩きながら携帯を操作する人も珍しくない昨今だ。先月、東京・JR四ツ谷駅で「携帯電話を操作しながらホームを歩いていた小学5年男児が誤って線路脇に転落する」という事故が起き、ようやくの感はありつつも"歩きスマホ"の危
外国人が「日本人の"行列好き"に驚く」というのはよく聞く話だ。流行に流されやすく、周囲と同じ事をしたがる同調行動の心理…こう書くと"行列好き"は主体性のない国民性を表しているかのように思える。反面、楽しみのために待つことができる我慢強さ、集団生活のマナー
今や"電子メール"なくしては、仕事はもちろんプライベートも成り立たないだろう。20年前は電話や郵便が主な伝達手段だったなんて、振り返っても信じられないほどだ。メールアドレスにしても、以前ほどPOPメール主流という雰囲気ではなく、無料webメールもずいぶん増えた