今年の漢字、11/1より募集…30周年記念の特別展も | NewsCafe

今年の漢字、11/1より募集…30周年記念の特別展も

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1995年から2024年までの過去30回分の「今年の漢字」の大書(揮毫:清水寺 森清範貫主)
  • 1995年から2024年までの過去30回分の「今年の漢字」の大書(揮毫:清水寺 森清範貫主)
  • JFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」に展示される1997年「倒」
  • 岩手県奥州市に展示される2024年「金」
 日本漢字能力検定協会は、今年一年の世相を漢字一字で表現し、京都・清水寺で発表する「今年の漢字」を2025年11月1日より、全国から募集する。「今年の漢字」は、1995年から始まり、2025年で30周年を迎える。

 「今年の漢字」は毎年、全国から募集された漢字の中から、その年の出来事を象徴する漢字を選出し、清水寺で発表するもの。過去30回の「今年の漢字」には、1995年の「震」から2024年の「金」まで、合計23字の漢字が選ばれた。

 平成(1995年~2018年)では「乱」がもっとも多くトップ10にランクインし、令和(2019年~2024年)でトップ10にもっともランクインしたのは「変」であった。「今年の漢字」は、その年の社会的な出来事や流行、社会動向などを反映し、重ねられてきた年の集大成といえる。

 30周年を記念して、「今年の漢字」大書レプリカの特別展示が行われている。1997年の「倒」や、2024年の「金」などの大書が、それぞれのゆかりの地で展示される。イベントはJFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」や、大谷選手のふるさとである岩手県奥州市などで行われる。

 また、京都・祇園にある漢字ミュージアムでは、1995年から2024年にかけての「今年の漢字」大書現物を展示する「今年の漢字展」を開催。開催期間は2025年10月21日から2026年2月23日まで。大書展示の迫力と日本の世相の移り変わりを感じられる。

 この展示会では、世の中を反映した漢字がどのように選ばれてきたか、過去30年間の変遷を一堂に見ることができる。
《風巻塔子》

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