国税職員さんきゅう倉田です。好きな租税の原則は「中立」です。
東大経済学部金融学科3年で、この記事を書いている頃は夏休みです。
東大では夏休みも様々なプログラムが用意されていて、
八月は2泊3日で万博に行き、
農業系の学生団体が主催する行事で友人と一緒に千葉に3泊し、
金融系のゼミの合宿で新潟に行きます。
本人が望めば学びの機会が絶えない大学生活となっています。
▶東大OBに会えるイベント
東大の卒業生から話を聞くイベント
ここでも何度も紹介しているが、東大には卒業生と会えるイベントが年に数回ある。
もしかしたら、慶應や早稲田にもあるのかもしれないが、ぼくの出身校である日本大学にはなかった。一度もなかったし、会いたいともおもっていなかったし、会いたいと言っている同級生もいなかった。
しかし、今の東大生は自分にどのような可能性があるのか、産休や育休でどのような扱いを受けるのか、自分はどうすべきかなどを知りたいと考えている。そういったリアルな情報は卒業生から直接聞くしかない。
先日のイベントではマッキンゼー出身のOBと会った。
▶ダメ社員がいないマッキンゼー
マッキンゼー出身者が語る。働くメンバーの特徴とは
そのOBは上場企業の役員で事業戦略を担当している。部下はそれなりの数がいて、チームで戦略立案などを行っている。彼らはきっと早慶やMARCH、地方国立といった有名な大学を卒業しているだろう。
だが、マッキンゼーのメンバーと比べると「全然違う」らしい。
具体的には、「やる気がないやつ、ダメなやつ、変なやつ」がマッキンゼーにはいない。
厳しい競争環境にあって、そういう人間は退職を促される。
そういう人間でなくとも、能力が低ければ会社に残ることができない。能力が低いといっても、対人スキルがあってそれなりのレベルで英語が話せて、東大に入れるくらいの情報処理能力や記憶力がある。それでも会社が求める結果を出せない。そのような環境ではやる気がない人間や協調性のない独善的な人間は排除されるだろう。
だから、会社に残ったメンバーはみな優秀で、必然的に「ドリームチーム」が形成される。それがまた従業員の動機づけを向上させるのだ。
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