法務省は2025年8月7日、2025年(令和7年)司法試験予備試験における短答式試験の結果を発表した。受験者数は1万2,432人、合格者は2,744人で、合格率は約22%。合格者の平均点は、270点満点の175.8点だった。 司法試験予備試験(予備試験)は、司法試験の受験資格を得るために、「法科大学院を修了者と同等の学識およびその応用能力並びに法律に関する実務の基礎素養を有するかどうかを判定する」(司法試験法5条)ための試験。短答式試験・論文式試験・口述試験の3種類の試験が順に行われる。 2025年の予備試験・短答式試験は7月20日に実施。憲法・行政法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法・一般教養科目の計8科目が行われた。受験者数は1万2,432人、合格者は2,744人、合格者数を受験者数で割った合格率は約22%。8科目の満点は270点で、合格者の平均点は175.8点、ボーダーラインは159点(得点割合58.9%)となった。 今後、2025年の予備試験は論文式試験を9月6日・7日に実施し、合格者を12月18日に発表、口述試験を2026年1月24日・25日に実施し、最終合格者を2月5日に発表する。