どうしても叶えたい願いがある時、あなたはどうしていますか?
神社参拝は、日常にすぐに取り入れられる開運方法です。
神社参拝には、より効果的にご利益をいただける方法があります。
今回は正しい参拝方法を占い師の富士川碧砂先生に教えてもらいました!
参拝におすすめの時期
神社の参拝は、基本的に自分の行ける日・行きたい日に参拝しに行って構いません。
ですが、ぜひ是非参拝してほしいおすすめの時期があります。
朔日参り(ついたちまいり)
毎月一日にお参りすることです。
太陰暦では一日が新月に当たり、一日に参拝をするという習慣は江戸時代からあるとされています。
前月の平和を感謝し、新しい月への願いを祈念してください。
お祭りの日
お祭りの時はご神気が上がっており、お参りをするのにおすすめのタイミングです。
ご祭神の好むものを調べてお供えをすると、なお良いとされています。
運気が良い日
暦の上で、運気が良い日はいくつか存在します。
開運日とも呼ばれる日は、参拝すると縁起が良いです。
験担ぎのつもりで参拝してみるのも良いかもしれませんね。
開運日をわかりやすくまとめたカレンダーもあるので、参考にしてみてください↓
>【富士川碧砂監修】2020年の開運カレンダー!開運日に行動して運気アップ!
参拝する時の服装
「参拝する時ってどんな服装がいいんだろう?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
参拝する時の服装に決まりはありませんが、場面によって選ぶと良いでしょう。
氏神様へ参拝する時
氏神様というのは自分の生活の中にいる存在なので、服装にこだわりは必要ありません。
服装よりも、こまめに参拝することが大事です。
正式祈祷
正式祈祷をしてもらう時は正装で行きましょう。
正装と言っても、「どんな格好なのか…」と思うかもしれません。
社会において自分よりも目上の人に会いに行くことを考えれば、おのずと服装は決まるはずです。
スーツや、ワンピースなど、人前に出て恥ずかしくない格好で行きましょう。
靴もサンダルではなく、パンプスや革靴などを選びましょう。
正しい参拝の順序
参拝するにあたって、知っておいてほしい参拝の”順序”。
これから参拝する方は是非チェックしてください!
【順序1】鳥居
まず、鳥居をくぐる前に軽く一礼します。
そしてくぐる時は鳥居の左側(神様から見て右側)を左足を前にしてくぐります。
神道でいうと左側が神の道・右側が人の道といわれるため、神様に近づく時は左からとされています。(※諸説あり)
参道を歩く時は真ん中を避けて、端を歩きましょう。
参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれており、神様の通り道とされているためです。
【順序2】手水舎
拝殿へ向かう前に身を清めることが大切です。
本殿にお参りをする前に、必ず手水舎で手を洗っていきましょう!
<手水舎での作法>
- 柄杓を右手で持ち、水で左手を洗う。
- 柄杓を左手で持ち、水で右手を洗う。
- 再び右手に柄杓を持ち、左の手のひらに水をため、音をたてずに口をすすぐ。
- 口につけた左手を洗う。
- 柄杓を立て、残った水で柄を洗う。柄杓を元の位置に戻す。
【順序3】本殿
身を清めたら、いざ本殿へ!
神様へ挨拶をする際のポイントをお伝えします。
<お参りのポイント>
1.お賽銭は投げ込まない
人間界で、お金を投げるというのは非常識な行為です。
これは、神様に対しても同じ。
お賽銭を入れる時は、投げずに静かに落としましょう。
2.鈴がある場合は鈴を鳴らす
鈴の音は神様が喜び、邪を祓ってくれます。
3.二礼二拍手一礼
挨拶や願い事をする前に二礼二拍手、そして最後に深く一礼をします。
4.好きな人や仲の良い人と一緒に行く時は動きや音を合わせる
大切な人と一緒にいる際は、動きや音を合わせましょう。
【順序4】本殿摂社(せっしゃ)
摂社とは、本社にある縁の深い神を祭った社(やしろ)のこと。
参拝した神社に摂社もある場合は、忘れずにお参りしてください!
本殿と摂社で異なるご利益をいただける場合もあるので、事前に調べておくと良いでしょう。
参拝する時の注意点
参拝に関して、注意してほしい点があります。
なかなか時間がとれないという方もいると思いますが、できるだけ意識してみてください。
住所・名前を言う
お願いをする時に、住所と名前をまずは述べてください。
神様がどこの誰の願いを叶えたらいいのかを明確にします。
他人に関するお願い事の場合は、その人の名前と住所(住んでいる地域)を述べます。
もちろん、心の中でお唱えして大丈夫ですよ。
願ほどきをする
願いが叶ったら必ず報告とお礼を伝えに行く事。
これを「願ほどき」と言います。
願ほどきをしないと、神様はずっと願いを叶え続けようとしてくれて、新しい願い事が叶いづらくなってしまうのです。
鬼門・裏鬼門は避ける
鬼門・裏鬼門は方角についてよく言われますが、参拝においては時間のことを指します。
鬼門=1時から5時
裏鬼門=13時から
上記の時間は避けた方が良いとされています。
つまり参拝にベストな時間は朝6時〜昼13時までです。
最後に:何度も訪問することが大事!
基本的には、何度も参拝をするということが大切です。
神様側から見た時に、どういう人の願いを叶えてあげたいと思うか。
お願いだけしてお礼を言いにこなかったり、年に1回しか参拝にこない…。
そういった人たちよりも、こまめに報告やお礼を言いに来る人の願いを叶えてくれるのではないでしょうか。
注意点もあげましたが、生活形態は人によって違うので、行ける時に行くという考えで良いでしょう。
あなたも神様と仲良くなって、よりよいご利益をいただきましょう。