ヒーリングや浄化を試してから、なんだか身体がだるくなってきた…。
願いを叶えたくて、引き寄せを実践してみたらイライラしたり、急に涙が出てきたり気持ちが、不安定になった気がする。
そんなことってありませんか?
実はこれ、好転反応という現象なんです。
好転反応とは?
好転反応とは、身体や心がより良い状態に移り変わる段階で起こる一時的な悪化や変化を表します。
これは肉体的なものと精神的なものがあり、人によって出てくる症状にバラつきがあります。
この記事では肉体や精神に起こる代表的な好転反応をご紹介します。
代表的な好転反応
肉体的に起こる変化
まず肉体に起こる好転反応は、風邪のような一時的なダルさや熱っぽさ、頭痛や腹痛、下痢などが挙げられます。
また人によっては疲労感を今まで以上に感じたり、寝ても寝ても眠い状態になる場合もあります。
これはだいたいヒーリングや浄化をしてから3〜5日ほど続くことが多いです。
こうした症状は病院で診てもらっても診断名がつかないことも多く、どう対処すればいいのか戸惑われる方もいるでしょう。
精神的に起こる変化
次に精神に起こる好転反応は、主に急に訳もなくイライラしたり、涙もろくなったり気持ちが不安定になりやすくなることです。
人によっては過去のネガティブな記憶が呼び起こされて、ストレスを感じる場合もあります。
好転反応が出る時期は神経が過敏になっていることがあります。
その分今まで気にならなかったことにも気がつきやすく、いつも知っている人の嫌な面が目についたりして距離を置いたりと人間関係にも影響を及ぼすこともあります。
好転反応を引き起こすきっかけ・理由
好転反応が起こるきっかけや理由は主に3つあります。
①ヒーリングや浄化を受けた
ヒーリングや浄化をすると肉体に宿るエネルギーが古いものから新しいものに入れ替わります。
その時に肉体がその急な変化についてこれず完全に新しいエネルギーになれるまで、一時的に体調を崩す好転反応が起こります。
新しいエネルギーを入れるには過去の感情やエネルギーを一度リセットしなければいけません。
そのため古くなったものを流し、良いエネルギーを取り込みやすくするのに好転反応は必要なのです。
②引き寄せを実践した
「願いを叶えたい、未来をよりよくしたい!」という気持ちで引き寄せを行うと、一時的にネガティブな記憶が蘇りやすくなります。
またそれによって自信を無くしたり、自己肯定感が下がったりしてしまうことがあります。
過去の記憶から「自分なんかが幸せになれるのかな?」「また同じことが繰り返されるのではないか?」と疑心暗鬼になってしまいやすいと、余計に好転反応が強くなります。
③人生の転機や変わり目に突入している
人生のステージが変わるときや新しい環境に移る際にも好転反応は起こります。
「突然恋人と別れることになった。」
「急に転勤になった、引越ししたくなった。」
このような今までいた環境や状況から離れることで、新しい出会いやチャンスに恵まれることになります。
以前よりもレベルの高いものやより良い未来を引き寄せられます。
しかし、その分好転反応の衝撃も大きめなので戸惑う方もいますが、現状が好転していると前向きに捉えるのが大切です。
好転反応と潜在意識は深い関係
実は好転反応と潜在意識は深い関係にあり、潜在意識が変わろうとするタイミングで好転反応が起こりやすくなります。
潜在意識とは?
そもそも潜在意識とは、普段自分では意識していないが、過去の習慣や記憶、思い込みから生み出される意識のことです。
潜在意識は本来の自分の能力やひらめき、行動パターンを作り出している部分でもあります。
普段はコントロールするのが困難ですが、ピンチの時などの非常事態には一時的に目覚めることがあります。
そのため火事場の馬鹿力などに例えられる、自分が思っている以上の力を発揮することができたという現象も、潜在意識のおかげなのです。
好転反応と潜在意識の関係性
潜在意識が変わろうとする過程で起こるのが、好転反応です。
上で説明したように潜在意識は過去の習慣や思い込みで作られています。
今までと異なる考え方や意識を取り込もうとする時、それまでに蓄積されていた意識を一旦リセットして、新しい意識や習慣に慣れされる必要があります。
新しい意識や習慣に慣れる過程で過去のネガティブな記憶が呼び起こされたり、一時的な気持ちが不安定になったりする好転反応を経験するというわけです。
潜在意識の引き寄せや浄化・覚醒によって生じる反応
潜在意識の変化によって起こる変化は肉体的・精神的なものだけでなく、状況の変化なども含まれます。
肉体的な変化でいうと、熱っぽさや倦怠感を伴う風邪のような症状から異常な眠気や頭痛なども当てはまります。
精神的な変化でいうと、将来に対する不安や心配事で心がいっぱいになったり、涙もろくなる、強い怒りが沸き起こってくるなど突然の心境の変化に戸惑うことがあります。
また人によっては過去の嫌な思い出が鮮明に蘇ったりして余計なストレスを抱える場合もあるでしょう。
ヒーリングによる好転反応
ヒーリングは人を癒し、より良い未来につなげる効果を発揮しますが、その好転する過程で好転反応と呼ばれる一時的な悪化を経験することもあります。
ヒーリングにはデトックス作用がある
ヒーリングは肉体や精神を癒したり、元の状態に回復させることを意味します。
その過程で古くなったものやエネルギーを体の外に出ていくので、ヒーリングにはデトックス効果もあるといえます。
ヒーリングを受けた後の一時的な不快感
ヒーリングを受けた後の不快感として挙げられるのは風邪のような症状や下痢、涙が止まらない、嫌な記憶が呼び起こさせる、異常な眠気などがあります。
このような肉体的・精神的に様々なデトックスや好転反応がありますが、大体3〜5日ほどで元に戻ることが多いです。
好転反応中の過ごし方
好転反応が出た時は少しでも休息を多めにとったり、睡眠時間をしっかり確保することが大切です。
また、感情面に関して辛い記憶や嫌な思いをすることで出てくる感情は無視したりせずに、辛い思いをしても頑張ってきた自分を認めて褒めてあげるなど肯定的な姿勢を持つのも大切です。
好転反応が起こる期間や終わるタイミング
①ヒーリングや浄化、人生の転機を経験した後に起こる
好転反応はヒーリングや人生の転機を経験して、新しいエネルギーや未来を迎えるときに起こりやすいです。
好転反応が起こってから終わるまでの期間は人によって様々で、一週間程度〜3ヶ月ほどかかる人もいます。
こうした時期は変化に戸惑うことがあっても一度始めたことをやめずに慣れるまでゆっくり体を休めながら過ごすことで次第になくなっていきます。
②新しい環境や変化に完全に受け入れたときに終わる
上で書いたように好転反応は肉体や精神の変化に慣れる間に起こりますが、完全に新しい環境や変化に体や心が追いつくことで自然と好転反応は止まります。
この好転反応の期間は気持ちが不安的なったり、急に人間関係が変わってしまったり、様々な変化に翻弄されやすいです。
しかし、この状況を受け入れていくことで次第に好転反応が止まります。
③変化に戸惑って行動を止めてしまったとき
これはあまり良い好転反応の終わり方ではありませんが、何かヒーリングや浄化、人生の転機を経験したときにその変化を拒絶してしまったり、途中で新しい状況を受け入れるのとをやめてしまうと好転反応は止まります。
しかし、これは元の自分に戻ることを意味しますので、本来のヒーリングや浄化の効果が半減してしまい、思うような結果が得られないことがあります。
そのため、少しずつでもいいので自分に起こる変化を受け入れる姿勢が大切です。
まとめ
いかがでしたか?
ヒーリングや人生の転機など、より良い未来が訪れる前触れとして起こる好転反応。
肉体的・精神的、人によっては環境が変わるなどの状況の変化も伴いますが、それは全て物事が良い方向に進んでいる証でもあります。
こうした変化をしっかり受け入れて、より良い未来を引き寄せるために、自分の気持ちをしっかり受け入れてあげること、変化を前向きに捉えてネガティブな気持ちを溜めないように気をつけましょう。