文部科学省は2026年4月20日、大使館推薦による2027年度「国費外国人留学生」の募集を発表した。対象は、学部・高等専門学校・専修学校の留学生。募集要項や申請書は同省Webサイトよりダウンロードできる。 国費外国人留学生制度は、海外から優秀な留学生を受け入れることにより、日本と諸外国の間の友好親善や人材育成に貢献することを目的とした奨学金制度。採用された留学生は、経済的な不安を最小限に抑えて学習に専念できるよう、教育費の免除、生活費の支給、渡航費の支援などを受けることができる。 今回は、「学部留学生」「高等専門学校留学生」「専修学校留学生」の区分で募集。このうち学部留学生は、原則として2002年4月2日以降生まれ、かつ日本と国交のある国の国籍で、学校教育における12年の課程を修了した人(見込みを含む)。日本語能力については、積極的に日本語を学習する意欲があり、原則として日本語で教育を受ける意思をもっていることが条件となる。 学部留学生の場合、修学期間(奨学金支給期間)は予備教育1年を含め原則5年間。ただし医学・歯学・獣医学・6年制薬学は7年間。最初の1年間は、文部科学省が指定する施設(大阪大学やABK学館日本語学校など)で日本語や日本事情、基礎科目の予備教育を受ける。十分な語学力がある場合などは、予備教育を経ずに直接大学へ入学する制度もある。 奨学金支給額は、3区分いずれも原則として月額11万7,000円。都市部など特定の地域で修学・研究する場合は、2,000円または3,000円の加算あり。第1次選考は、在外公館で実施され、書類審査、筆記試験、面接試験が行われる。第2次選考では、第1次選考通過者に対し、文部科学省が最終的な採用者を選定。最終的な採否は、2027年2月以降に在外公館を通じて通知される。 申請費用は無料。申請書類は、自国内にある日本の在外公館(大使館や総領事館)へ、指定された期限までに提出する必要がある。詳細な募集要項や申請様式は、文部科学省のWebサイトや各国の日本大使館で確認できる。