文部科学省は、高等学校等就学支援金のオンライン申請システム「e-Shien」を一時停止している。同システムのログイン画面によると、復旧し次第、申請できるように緊急メンテナンスを実施している。利用の再開時期は、2026年4月27日午後を予定。保護者は在籍校からの案内に注意してほしい。 高等学校等就学支援金のオンライン申請システム「e-Shien」は、文部科学省が運営する就学支援金の申請や届出をオンラインで行うためのもの。2026年4月は新入生の申請時期にあたり、多くの学校が同システムを通じた手続きを案内している。一部の学校では、システムの停止を受けて対応を告知しているが、対応は学校ごとに異なる。 高等学校等就学支援金は、家庭の教育費負担を軽減するため、国が授業料の一部または全部を支援する制度。国立、公立、私立を問わず、高等学校等に通う生徒が対象となる。2026年度(令和8年度)は、日本国籍の生徒についてオンラインによる申請が可能となっている。受給には所得制限などの要件があり、学校を通じて「受給資格認定申請」や「意向登録」を行う必要がある。 文部科学省は、e-Shienの利用にあたっての留意事項を公開している。プライバシー保護の観点から、オンライン申請は自宅で手続きを行うよう求めている。また、セキュリティー対策の一環として通信の暗号化を行っており、利用にはTLS 1.2に対応するブラウザが必要となる。申請者向けには、操作方法を説明した「共通編」「新規申請編」「変更手続編」の3つの利用マニュアルが用意されている。なお、都道府県ごとに申請方法が異なる場合があるため、詳細は通っている学校に確認する必要がある。