【高校受験】奈良県、高校入試調査書の学習成績…全学年5段階評定へ | NewsCafe

【高校受験】奈良県、高校入試調査書の学習成績…全学年5段階評定へ

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奈良県立高等学校入学者選抜における調査書の学習成績について
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 奈良県教育委員会は、県立高等学校入学者選抜における2027(令和9)年度以降の調査書の学習成績の取扱いについて、変更を発表した。中1・中2における現行の3段階評価から5段階評定へと順次変更し、現在の新中1生の受検時には、全学年5段階評定×9教科(3年次は2倍)となる。

 文部科学省より(2025年7月、教育課程企画特別部会)、次期学習指導要領では「主体的に学習に取り組む態度」について、目標準拠評価の観点とはしない方向性が示された。また、次期中学校学習指導要領改訂のスケジュールは2027年度から周知・移行期間が始まり、2031年度から全面実施となる見通しが示されている(2025年12月、教育課程部会総則・評価特別部会)。

 奈良県は2025年現在、調査書の学習成績について中1・中2では3観点で評価を行っている。しかし、2026年度中には次期学習指導要領改訂の内容が示されることになることから、現行のように、第3観点だけを取り出して用いる調査書の学習成績の取扱いを継続するより、段階的にすべての観点を包含した評定を用いるほうが良いと判断。調査書の学習成績の取扱いを変更することとなった。

 新中3生が受検する2027(令和9)年度入学者選抜では、現行どおりに実施。第1・2学年は3段階評価×9教科で各27点、第3学年は5段階評定×9教科×2倍で90点で、3年間の合計は144点。

 新中2生が受検する2028(令和10)年度入学者選抜では、第1学年は現行どおり3段階評価だが、第2・3学年では5段階評定を用いる。第1学年は3段階評価×9教科で27点、第2学年は5段階評定×9教科で45点、第3学年は5段階評定×9教科×2倍で90点で、3年間の合計は162点。

 新中1生が受検する2029(令和11)年度入学者選抜では、第1学年から第3学年まですべて評定を用い、第1・2学年は5段階評定×9教科で各45点、第3学年は5段階評定×9教科×2倍で90点、3年間の合計が180点となる。

 なお、この標準的な調査書の学習成績の取扱いをもとに、各高校がスクールポリシーに沿って「育成したい生徒像」「求める生徒像」を明らかにし、各校で取扱いを定め、当該入学者選抜実施年度の7月に公表するとしている。
《木村 薫》

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