オージーケーカブトは、自転車を利用する全国の15歳以上の男女を対象に、自転車青切符制度などに関するアンケート調査を実施し、結果を発表した。制度開始の認知度は9割以上にのぼる一方、違反内容まで把握しているのは約半数にとどまることなどが明らかになった。 調査は2026年3月6日から13日にかけて、月に数回程度以上自転車を利用する全国の15歳以上の男女1,099人を対象に、インターネットによるアンケート調査にて行われた。 自転車「青切符」制度開始について、9割以上が知っていると回答した。しかし、違反内容まで把握しているのは約半数であった。また、「青切符適用を知ってから、自転車の交通安全に対する意識が高まりましたか」という問いに対し、「とてもそう思う」が30.2%、「ある程度そう思う」が55.1%となり、安全意識が高まった人が85.3%にのぼった。職業別で「とてもそう思う」と回答した割合がもっとも高かったのは経営者・役員(40.9%)、ついで公務員(40%)であった。 「自転車用のヘルメットを持っていますか」という問いに対し、「持っている」人は36.4%であった。「持っていないが近々入手を予定している」は11.0%、「持っていないがそのうち入手したい」は21.4%となり、32.4%が今後自転車用ヘルメットを入手したい意向であることがわかった。所持率がもっとも高いのは20代(57%)で、もっとも低いのは50代(26.9%)であった。 自転車用ヘルメット所持者のうち、「自転車に乗るとき、ヘルメットを着用していますか」という問いに、「ほぼ着用している」人は58.7%と6割弱にとどまった。しかし、「ほとんど着用していない(12.1%)」、「まったく着用していない(11.6%)」人のうち、28.3%は「青切符制度が始まれば着用する」、19.6%は「制度の周知を見てから着用する」、23.9%は「みんなが着用し始めたら着用する」と回答した。ヘルメットを持っているが着用していなかった人も、7割以上が青切符制度開始後に着用する意向を示している。 「命を守るためにヘルメット着用が有効だと思いますか」という問いには、「とてもそう思う」が31.4%、「そう思う」が50.1%となり、81.5%が「有効だと思う」と回答した。中でも、ヘルメットをほぼ着用している人は、7割以上が「とてもそう思う」と答えた。一方、ほとんど着用していない、まったく着用していない人は25%程度にとどまり、ヘルメットの有効性の認知の高さが着用率の高さにつながっていることがうかがえる。 「青切符適用以外に、安全な自転車利用を広げるために重要だと思うものは」という問いに対し、もっとも多かったのは「自転車が安全に走れる道路・環境の整備」(48.3%)、ついで「危険な行為や事故リスクについて、わかりやすく知る機会」(38.7%)であった。 自転車乗用中の死者の半数以上が頭部に致命傷を負っており、おもに頭部を負傷した死者・重傷者の中で、ヘルメットを着用していなかった人の割合が着用者の約1.7倍にのぼる。しかしながら、2025年のヘルメット着用率の全国平均は21%と、依然として低い状況である。 5月1日は「自転車ヘルメットの日」である。この日は安全な自転車利用を促す「自転車月間」の初日にあたり、自転車用ヘルメット着用を呼びかける目的でオージーケーカブトが制定した。5月31日までの月間中は、SGマークなど安全性を示すマークの付いた自転車用ヘルメットを使い、正しく着用することや、交通安全のさらなる促進と自転車の正しい知識の普及を図るための啓発活動が各地で行われる。