【高校受験2026】大阪府公立高入試<英語>講評…B問題の課題英作文が独立大問に | NewsCafe

【高校受験2026】大阪府公立高入試<英語>講評…B問題の課題英作文が独立大問に

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【高校受験2026】大阪府公立高入試<英語>講評
 2026年3月11日(水)、令和8年度(2026年度)大阪府公立高等学校入学者選抜のうち、一般入学者選抜の学力検査が実施された。3月6日の出願締切時点(2026年3月7日発表)で、単位制を除く全日制普通科(専門学科併置校を含む)は募集人員1万8,591人に対して、学校全体の志願者数が1万8,994人で競争率は1.02倍となった。

 リセマムでは、開成教育グループの協力を得て、「英語」(C問題、B問題)の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

大阪府<英語>講評
(開成教育グループ 提供)
C問題
<総論>
大問1 文法 やや難
大問2 長文読解 易
大問3~5 長文読解 やや難
大問6 課題英作文 難
リスニングPart A 易
リスニングPart B 易
リスニングPart C 難

 昨年度と同様に、筆記の大問数は6問、小問数は26問であった。配点の変更もなかった。大問1では、後置修飾、間接疑問、原形不定詞などの文法理解を問う問題が出題された。複数の文法を組み合わせた出題が見られた点も、昨年度と同様である。大問2はアンケート調査結果の文章やグラフから情報を読み取らせる問題で、設問の意図をつかみやすい内容であった。大問3~5の出題傾向に大きな変更はないが、大問4と大問5は、本文の論理を追いながら設問を処理する必要があり、一定の読解速度が求められた。大問6の課題英作文は、「人々が協力するときに重要なこと」についての意見を、経験や具体例、理由について触れながら書かせる問題であった。条件に従ってまとまりのある英文を書く力を問う点では、昨年度と同じ方向性であった。

 リスニングについては昨年度と同様、Part Aは2人の対話内容についての問題、Part Bはスピーチ内容に関する問題であった。Part Cについても、与えられた英文を30秒で読み、対話を聞いた後、6分間で意見をまとめる問題であり、出題傾向に大きな変更はなかった。ただし、「両者」ではなく「一人」の人物の意見をまとめる形式となった。

<トピックス>
・リスニングPart Cで、「両者」ではなく「一人」の人物の意見をまとめる形式への変更
・昨年度と同様に、日本の伝統技術をテーマにした長文の出題

B問題
<総論>
大問1 対話文 標準
大問2 スピーチ文 やや難
大問3  課題英作文 難
リスニング やや難

 昨年度からの変更点として、課題英作文が独立大問となり、筆記の大問数は3問となった。小問数は、昨年度と同様にリスニングを含め29問であった。大問1は、高校生、留学生、クラスメートが給水器・ナゾーニについて交わした会話文で、読み取りやすい内容であった。大問2は、裂き織りについてのスピーチ原稿を題材にしたものであった。課題英作文では、後置修飾を用いて情報を補足しながら英文を書く力が求められた。大阪を訪れるのにもっとも良い季節とその理由を書く設問は、比較的取り組みやすいものであった。昨年度同様、指示内容の抜き出し問題、部分英訳、並べ替え、内容一致選択や英問英答問題が出題された。特に指示内容の抜き出し問題については、名詞+後置修飾の「かたまり」を捉える力が求められた。

 リスニングについては、昨年度同様、放送文の複数箇所の情報を総合して答えを選ぶ設問が出題された。問5と問6では、選択肢が放送内容の言い換えになっており、対応関係を捉えにくい構造となっていた。

<トピックス>
・課題英作文が大問として独立
・名詞+後置修飾を「かたまり」として捉えられるかを問う出題
・昨年度と同様に、日本の伝統技術をテーマにした長文の出題



 このレポートは2026年3月12日(木)に開成教育グループが作成したもの。

協力:開成教育グループ
《編集部》

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