北村匠海&綾野剛は「メチャクチャ役者。役のための準備が物凄い」『愚か者の身分』の注目俳優・林裕太、共演を語る | NewsCafe

北村匠海&綾野剛は「メチャクチャ役者。役のための準備が物凄い」『愚か者の身分』の注目俳優・林裕太、共演を語る

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TOHO シネマズ ピックアップ・シネマ Vol.10 俳優・林裕太 『愚か者の身分』©2025 映画「愚か者の身分」製作委員会
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  • 『愚か者の身分』©2025 映画「愚か者の身分」製作委員会
  • 『愚か者の身分』©2025 映画「愚か者の身分」製作委員会
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先日、第30回釜山国際映画祭のコンペティション部門に選出、北村匠海・林裕太・綾野剛の3人が揃って最優秀俳優賞を受賞したことも話題の『愚か者の身分』。本作の公開を記念し、10月2日(木)にTOHOシネマズ ピックアップ・シネマ Vol.10「俳優・林裕太」が開催、2023年公開の主演映画『ロストサマー』上映後に林がトークイベントを行った。

『愚か者の身分』は、第二回大藪春彦新人賞受賞作、西尾潤の「愚か者の身分」(徳間文庫)を、Netflixシリーズ「今際の国のアリス」「幽☆遊☆白書」などの話題作を手掛けるグローバルコンテンツを創造するプロデューサー集団「THE SEVEN」が初の劇場作品として映画化、岩井俊二の元で長年助監督として活躍し、人間ドラマを巧みに描くことに定評のある永田琴監督がメガホンをとった。

釜山国際映画祭では『愚か者の身分』にて、北村、綾野と共に3人揃って最優秀俳優賞を受賞した林。

その一報は9月24日(水)に実施した完成披露試写会の日にもたらされていたそうで「匠海君も剛さんも、チームのみんなもその場にいて一緒に報告を聞いたのですが、信じられない思いでした。『ええ?うそ?』みたいな。まずは、何かを受賞したことに対して嬉しくて、その数秒後に『3人って!?』と驚いた」と思い出し笑い。

3人同時という異例の受賞に対しては、作品全体を評価する映画祭側の意図を感じたそうで「作品も俳優も評価されているからこその3人受賞。『その獲り方っていいよね!』と嬉しかったです」と喜びもひとしおの様子。

『愚か者の身分』撮影の日々については「匠海君から貰うものが沢山あった。そして、その背景に剛さんがいることを感じていました」「物語の中の話だけではなく、演じている僕らも剛さんの存在を感じていて、後々、剛さんも匠海さんもそれを意識していたと聞いたので、その雰囲気がそのまま画になっていると思うと凄く嬉しいです」と手応えを語る。

北村、そして綾野との共演には「凄く嬉しかったですし、この2人にどう喰らいついて一緒にお芝居できるかを必死に考えましたし、普段以上に準備に気合が入りました。小学生の頃から見ているお2人だったので、そのお2人と共演できること、横に並ぶことが出来るのは特別なこと。ちょっと誇らしい気持ちになりました」としみじみ。

その北村と綾野について「2人ともメチャクチャ役者。芝居が好きで役のための準備が物凄い」と絶賛する林。「剛さんは色々なプランを立てるし、準備のためならば何でもする。匠海君は映画全体のために雰囲気を作って、そこで自分がどう振舞うのか考えて行動が出来る方。2人からの学びは沢山ありました」と刺激を受けたことも明かす。

イベント終盤には『ロストサマー』の麻美監督がサプライズで林に花束贈呈。先んじて『愚か者の身分』を鑑賞した麻美監督は「私にとって林裕太は『ロストサマー』のフユなので、何をしているんだ、フユ!?と思った。他人ごととは思えず作品を観て最高だと思った」と絶賛すると、これには林も照れた様子。


最後に林は「SNSで皆さんの投稿を見ているので嬉しいです」と集まったファンにエゴサしていることを明かし「皆さんの感想が僕の生きる糧、仕事のモチベーションに繋がっています。応援してくれている方々のために頑張っています」とコメント。

「『愚か者の身分』は今まで僕のことを『良いね!』と言ってくれた方の温かい気持ちをそのまま役にぶつけた、そんな作品になっています。劇場公開の際にはぜひご覧いただき『良かった!』と投稿してもらえると嬉しいです!」と、はにかみながら呼び掛けていた。

『愚か者の身分』は10月24日(金)は全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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