『愚か者の身分』は、第二回大藪春彦新人賞受賞作、西尾潤の「愚か者の身分」(徳間文庫)を、Netflixシリーズ「今際の国のアリス」「幽☆遊☆白書」などの話題作を手掛けるグローバルコンテンツを創造するプロデューサー集団「THE SEVEN」が初の劇場作品として映画化、岩井俊二の元で長年助監督として活躍し、人間ドラマを巧みに描くことに定評のある永田琴監督がメガホンをとった。
釜山国際映画祭では『愚か者の身分』にて、北村、綾野と共に3人揃って最優秀俳優賞を受賞した林。

3人同時という異例の受賞に対しては、作品全体を評価する映画祭側の意図を感じたそうで「作品も俳優も評価されているからこその3人受賞。『その獲り方っていいよね!』と嬉しかったです」と喜びもひとしおの様子。

北村、そして綾野との共演には「凄く嬉しかったですし、この2人にどう喰らいついて一緒にお芝居できるかを必死に考えましたし、普段以上に準備に気合が入りました。小学生の頃から見ているお2人だったので、そのお2人と共演できること、横に並ぶことが出来るのは特別なこと。ちょっと誇らしい気持ちになりました」としみじみ。


最後に林は「SNSで皆さんの投稿を見ているので嬉しいです」と集まったファンにエゴサしていることを明かし「皆さんの感想が僕の生きる糧、仕事のモチベーションに繋がっています。応援してくれている方々のために頑張っています」とコメント。
「『愚か者の身分』は今まで僕のことを『良いね!』と言ってくれた方の温かい気持ちをそのまま役にぶつけた、そんな作品になっています。劇場公開の際にはぜひご覧いただき『良かった!』と投稿してもらえると嬉しいです!」と、はにかみながら呼び掛けていた。
『愚か者の身分』は10月24日(金)は全国にて公開。