『ゆりかごを揺らす手』は、1992年に大ヒットを記録したカーティス・ハンソン監督による心理スリラー映画。
母親になる機会を奪われた女性がベビーシッターとして家族に入り込み、復讐劇を繰り広げる衝撃的な展開は大きな話題を呼び、家庭という身近なテーマだけに、観客に強い現実味のある恐怖を与えた。
そしてこの度、20世紀スタジオが再解釈し、現代的なひねりを加えた2025年版『ゆりかごを揺らす手』で、さらなる恐怖とともに蘇る――。
主人公ケイトリン・モラレス役はメアリー・エリザベス・ウィンステッド(『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』「スター・ウォーズ:アソーカ」)。

解禁された予告編では、郊外の高級住宅街に暮らす母親ケイトリン・モラレス(演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド)が、娘のベビーシッターとしてポリー(演:マイカ・モンロー)を雇う様子から始まる。最初は愛情深く、子どもに接していたポリーだったが、ある時からその笑顔が消え、泣いている子どもを無視したまま、虚ろな表情で遠くを見つめるように。
やがて、ケイトリンのドレスを勝手に着たり、就寝中の夫婦をドアの隙間から覗き見たりと、ポリーの奇行は次第にエスカレート。不信感を募らせるケイトリンをよそに、ポリーは静かに「ここはもう私の家」と呟き、じわじわと家庭を乗っ取っていく――。
狂気が恐怖へと静かに変わっていく、緊迫感あふれる映像となっている。
監督を務めるのは、これまで多くのホラーやスリラー作品を手がけ、トライベッカ映画祭やトリノ映画祭で受賞経験を持つミシェル・ガルサ・セルベラ。
そのほか、ラウル・カスティロ(『スマイル2』)、マーティン・スター(『スパイダーマン:ホームカミング』)、ミレイア・ベガ(「アメリカン・ホラー・ストーリー」)、リキ・リンドホーム(「ウェンズデー」)、シャノン・コクラン(『ザ・リング』)が出演。脚本は1992年版のアマンダ・シルバーによる脚本を基に、マイカ・ブルームバーグが手掛ける。
プロデューサーはマイケル・シェーファー(『オデッセイ』)、マイク・ラロッカ(『21ブリッジ』)、テッド・フィールド(『カクテル』)。製作総指揮にはマイケル・ナポリエロ、マリア・フリスク、セス・ウィリアム・マイヤーが名を連ねている。
『ゆりかごを揺らす手』は11月19日(水)よりディズニープラスのスターにて独占配信開始。