『テレビの中に入りたい』本編映像とサントラ全16曲が完璧にマッチ!スペシャル映像解禁 | NewsCafe

『テレビの中に入りたい』本編映像とサントラ全16曲が完璧にマッチ!スペシャル映像解禁

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サントラジャケ写『テレビの中に入りたい』© 2023 PINK OPAQUE RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
  • サントラジャケ写『テレビの中に入りたい』© 2023 PINK OPAQUE RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『テレビの中に入りたい』© 2023 PINK OPAQUE RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『テレビの中に入りたい』© 2023 PINK OPAQUE RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
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毎週土曜日22時半に放送される、謎めいた深夜のテレビ番組「ピンク・オペーク」を“居場所”にする2人のティーンエイジャーを描く、A24製作最新作『テレビの中に入りたい』。この度、全16曲のサントラ一挙公開スペシャル映像が公開された。

本作は、90年代のアメリカ郊外を舞台に自分のアイデンティティにもがく若者たちの“自分探し”メランコリック・スリラー。

全米では2024年5月3日、4館での限定公開から始まると瞬く間に評判を呼び、5月17日には469館に拡大。エマ・ストーンが惚れ込んだ注目の新進気鋭ジェーン・シェーンブルン監督による特異な吸引力に満ちた本作は、“中毒者続出“で世界中に熱狂的なファンを生み出している。

この度解禁となった、“映画『テレビの中に入りたい』サントラ一挙公開スペシャル映像”では、本編映像にあわせて全16曲ものサントラ収録曲を紹介。

本作のサウンドトラックは、キャロライン・ポラチェック(Caroline Polachek)の頭から離れないエレクトロポップな曲 「Starburned and Unkissed」から、「フローリスト(Florist)」の哀愁を帯びたフォークソング「Riding Around in the Dark」まで、現代のインディーズ音楽業界の幅広いアーティストを網羅。

インディからオルタナティブ・シーンの実力派が集結した豪華サウンドトラックとなっており、インディロック界のカリスマで本作で俳優デビューも果たしたリンジー・ジョーダンのバンド「スネイル・メイル」による「Tonight,Tonight」のカバー曲と、映画全編で主人公オーウェン(ジャスティス・スミス)のテーマ曲として繰り返し使われ映画のミステリアスな世界観を象徴するyeule(ユール)による「Anthems For A Seventeen Year Old Girl」のカバー曲の2曲は、1990年代と2000年代初頭を彷彿させる当時の曲となっている。

1980年代から2000年代にわたる幅広い時代の音楽から着想を得て、本作の世界観や雰囲気を作り上げたジェーン・シェーンブルン監督。

9月17日に日本武道館で12年ぶりの来日公演を開催したオルタナティブ・ロック界のレジェンド、「スマッシング・パンプキンズ」の1995年のデビューアルバム「メロンコリーそして終りのない悲しみ」からも多大な影響を受けており、本作の軸となる深夜の謎のテレビ番組「ピンク・オペーク」の極悪な存在“ミスター・憂鬱(メランコリー)”は、まさにスマッシング・パンプキンズの90年代のモールゴス風ジョルジュ・メリエス的なミュージックビデオ「Tonight,Tonight」からインスピレーションを得ている。

映画と完璧にマッチしたサントラは、監督が本作のためにまとめた様々なビジョンやアイデア、テーマと深く結びついており、サントラではさらにJay Som(ジェイ・ソム)による軽やかな浮遊感が心地よいドリームポップ「If I Could」や、「ドラブ・マジェスティ(Drab Majesty)」によるキャッチーなナンバー「Photograph」、また本作のライブシーンでカメオ出演も果たしているキング・ウーマン(King Woman)は妖艶かつ重厚な「Psychic Wound」「Bury」の2曲を提供。豪華アーティストが結集した音楽ファン垂涎のコンピレーションとなっている。






本作の音楽は現代アメリカきってのシンガーソングライター、アレックス・G
本作で2度目のタッグとなるジェーン・シェーンブルン監督は、はじめにアレックス・Gにミックステープを作ったといい、「音楽編集ソフトウェアをダウンロードして、『スマッシング・パンプキンズ』のあのアルバムの曲から音とストリングセクション、様々な楽器の音を切り離しました。アレックスに、あのアルバムが鮮やかにとらえている90年代の独特な雰囲気を心に留めてサントラを作ってもらいたかったからです」と語る。

監督は90年代のティーン向けテレビ番組の映像と物語の美しさを描くことにこだわっており、本作のサウンドトラックが当時のトレンドに敬意を表するのはごく自然なことだったという。

毎週、架空のクラブで実在のバンドが新曲を演奏するというトレンドで、例えば「ビバリーヒルズ高校白書」の「ピーチピット・アフターダーク」や「バフィー~恋する十字架~」の「ブロンズ」などではティーンエージャーのメロドラマが巻き起こっていたが、本作では「ピンク・オペーク」の舞台である町はずれの怪しげなバー、ダブルランチで極めて重要な現実を揺るがすシーンが展開される。

監督は、「現代のミュージシャンの中から選んで、彼らに劇中のテレビ番組のためのオリジナルソングを作ってもらおうと閃いたんです。彼らがピーチピットやブロンズに出るとしたら演奏するような曲を書いてもらいました。多くのアーティストにインスピレーション・プレイリストを作って、若い頃のミックステープと現在のクィアミュージックの最先端を行く重要な記録の両方を感じさせる何かを生みだしてもらおうとしました」と、本作の音楽を生み出すにあたってのこだわりを語っている。

さらにひと足早く本作を鑑賞した各界の著名人からコメントが到着。

尾崎世界観(ミュージシャン・作家)が「あの頃にだけ見えていたものを、今こうして観られるのが嬉しい」、川上洋平(ミュージシャン)が「自己認識が曖昧だったあの時代を思い出し、胸が締め付けられた」とコメント。

宇垣美里(フリーアナウンサー・俳優)は「たすけて。たすかりたい。本当の自分って何なの」、IMALU(タレント)が「この映画は全然可愛くない!心をえぐられます!」、豊田エリーが「突き放すことも、寄り添うこともせず、ただそこにクールに佇む映画が、心の中の十代にはいつも必要なのだと思う」とコメントを寄せている。

『テレビの中に入りたい』は9月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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