「コワモテの人は優しい」説は"意外性"が印象に残るから!? | NewsCafe

「コワモテの人は優しい」説は"意外性"が印象に残るから!?

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本来は「草木の芽が出るさま、伸びるさま」を表す言葉だった「萌え」だが、2000年以降はむしろ"おたく文化におけるスラング"として使用されることのほうが多い。アニメや漫画、ゲームに登場するキャラクターへの、ある種"湧き上がるような"強い好意を表している。しかし最近ではその枠をも超え、ごく一般的なシチュエーションで、愛しい・好ましい対象の良いところを挙げて「○○萌え」と使われることも珍しくなくなった。
なかでもよく耳にするのが「ギャップ萌え」だ。おとなしそうな人がたくさん話す、チャラチャラして見える人が実は家庭的、クールな女性の不意の笑顔…。NewsCafeのアリナシコーナーでは「コワモテの人はやさしいと思う、アリかナシか?」という調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…42.1%】
■悪い奴は本当に悪い顔をしているが強面は優しい人が多いです!
■自分。けして元ヤンではない。
■私が知ってる強面の人たちは、少なくとも該当する。
■人によるがね、厳つい奴は笑うとかわいい!
■いかにもニラニラしてエエ人ぶった奴より仏頂面の善人は好印象。
■そういう人もいると言う意味でアリ。でも人の性格は顔に出る事もアル。
■強面が怖いと洒落にならない。
■うちの旦那…強面だけど優しい。
■コワモテの人はその人なりに気にしているから優しいのかな。
■優しい顔した悪魔の方が多いよ。

【ナシ…57.9%】
■結構、顔のまんまの人も多いよ!
■強面の人は8割はそのままコワい。
■顔で判断しちゃ、いかん! その逆もいるんだし…。
■確かに当てはまる人もいるが、性格が顔に出てる人も多数いる。
■漫画やドラマの影響では?
■あんま関係ない。
■普通の人がやっても目立たない事が、強面がやるとそう感じるだけ。
■反社会的な人は顔に出る。
■強面で優しい人は、むしろレアキャラ。
■とは限らない。

【ナシ派】多数ではあるが、【アリ派】も4割超と少なくはない。「ケガして車椅子です。強面の若い男性が押してくれました」など、実体験も寄せられていた。一方【ナシ派】では「普通の人がやっても目立たない事が、強面がやるとやさしいように感じるだけ」「どちらかといえば、顔のイメージのまま、怖い人のほうが多いような…」などの意見が多いようだ。
アリナシテーマの論点が、前述の「萌え」…つまり「コワモテの人がやさしいと萌える」という質問なら、【アリ派】優勢であったかもしれない。しかし今回の質問は「コワモテの人は例外なくやさしい、アリかナシか」と受け取れる。数字は妥当なところだろう。
「ギャップ萌え」で大切なのは"意外性"だ。フィクションのなかでは「優しそうな鬼畜キャラ」などの設定も人気だ。意外であるからこそのギャップなのである。つまり、強面の人の誰も彼もが優しければ意外性は薄れる…そう考えれば"怖い顔の怖い人"も、ギャップ萌えの前では必要悪(?)なのかもしれない。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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