父親の再婚にあたり、小学生の娘・ゆかが出した“たったひとつのお願い” それは「赤ちゃんを産まないでほしい」というものだった。 その言葉の裏には、実母の再婚と妹の誕生をきっかけに、義父と母からネグレクトを受けた過去の傷があった。 PTSDに苦しみながらも、ゆかを大切に見守る実父と義母。新しい家族として歩み始めていたある日、義母の妊娠が発覚――。 新しい命の誕生は、ゆかの心を再び傷つけてしまうのか…。
須山香織(40)は、育児のために大好きな仕事を辞め、専業主婦として家族を支えてきた。 夫と娘、そして念願のマイホーム。何不自由ない幸せな家庭だと思っていた――。 しかし、14歳の娘が放った一言が、その日常を大きく揺るがす。 「ママ、私…志望校変える。パパの浮気、気づいてるんだよね?」