
さんきゅう倉田です。35歳から仕事をしながら3年間勉強して、東京大学に合格しました。現在は東京大学経済学部金融学科の4年生で、毎日本郷キャンパスで勉学に励んでいます。
▶英語で行われる授業に学びはあるか東京大学大学院の授業はすべて英語
筆者は必要単位を取り切り、すでに大学院の授業を履修していて、これが英語でおこなわれるため、学習効率が非常に低下している。(東大の)気持ちはわかるけれど、「これでいいのか」と思うし、他学部からも同様の声が聞こえる。
海外の大学院を卒業した先生であっても、それほど英語が達者ではないので発話から得られる情報が日本語と比較して少なく、学生の学びが失われているし、学生の側にも英語がそれほど達者でないために(筆者とか)、得られる学びが減っている者がいる。
実際、筆者のクラスメイトや大学3年時にヨーロッパに留学した友人たちの美しい発音と先生の発音には明確な差があって、発音だけでは判断できないと思いつつも伝えたいことをすべて伝えられているのか心配である。
東大の実情はまた別の機会に語るとして、今回もMARCHの学生に話を聞いた。今回は近年増加している総合型選抜の合格者だ。
▶MARCHの総合型選抜合格者に聞いた話総合型選抜(AO入試)で中央大学へ
小学校1年生のときにサッカーを始めたAさん。技術が抜きん出ていたわけではなかったが、背が高かったのでクラブチームに入ることができた。
中学に入ってからも、部活ではなくクラブチームでサッカーを続け、スポーツ推薦で全国大会の常連校に進んだ。ずっとサッカーしかやってこなかったので、リーダーシップや協調性を活かせると考え総合型選抜を選んだ。
同じく総合型選抜で中央大学に合格したサッカー部の先輩の助言と一般入試より総合型の方が倍率が低いことが決め手となった。
このように、受験方法による差異を調べ、認識し、戦略を立てることが受験においては重要である。筆者の例を挙げると、英語を0から勉強するより効率的だと考えて、フランス語を選択し3年間独学した。
Aさんは高三の6月には総合型選抜専門の塾に入り、ボランティア活動をしたり、学生団体を立ち上げたり、高校生未来会議に参加したり、有識者にヒアリングしたりして、総合型選抜のための実績を作った。これらを高校生が主体的に実施することは難しい。ノウハウを持っている塾に頼る必要があるだろう。
なお東大に推薦で入ってくる学生の一部は、もっと複雑で難解な活動を自主的に実施していることが多い。ただ、彼らは特殊だ。Aさんは部活を12月まで続けたが、無事に中央大学法学部政治学科に合格した。
▶総合型選抜の受験内容は総合型選抜も併願できる
中央大学以外に國學院の法学部、武蔵大学の経済学部、武蔵野大学の工学部サスティナビリティ学科にも出願した。
総合型選抜では1次試験に志望理由書の提出、2次試験に面接、場合によっては筆記試験がある。面接では圧迫面接と感じるようなやりとりもあるが、質問に対して十分に準備していれば問題ないと感じた。
第一志望の中央大学に提出する書類は、2ヶ月ほどの準備を要した。設問が3つあり、それぞれ1000文字程度で提出する。1次に合格してからは、2週間ほどかけて2次試験の対策をおこない、一般受験より先んじることおよそ2ヶ月。
12月1日合格。
1次試験に受かった時点で鳥肌が立つほどだったが、最終合格はにわかには信じられなかった。
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(「オトナサローネ」編集部)
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