栄光ゼミナールは2026年4月22日、国公私立高校の受験生とその保護者を対象とした「受験生アンケート」の結果を公表した。志望校や併願校など受験の選択は8割超の家庭で子供本人が主導し、受験生・保護者とも「学校の教育方針・校風」を重視していることが明らかになった。 「受験生アンケート」は2026年1月7日から3月15日にかけて、栄光の教室に在籍していて国立・公立・私立高校の2026年度入試を受験した受験生とその保護者を対象にインターネットで実施した。回答者数は受験生212人、保護者140人。 保護者に対し、受験についての選択はおもに誰が決めたかを聞いたところ、85.7%が「子供本人」と回答した。高校受験をした家庭の多くで、受験生本人が主体的に受験に関する選択を行っていたことがわかった。 受験生に志望校を決定した時期を聞いたところ、最多は「中学3年生の夏休み以降」で54.7%、ついで「中学3年生の夏休みに入る前」が22.2%だった。高校受験では、内申点と試験の合計点で合否判定を行ったり、内申点が基準に達していることが出願条件であったりと、内申点が影響する入試形式が多い。また、模試の結果を参考に志望校選びを行う受験生も少なくない。そのため、内申点や模試の結果が出る中学3年生の夏休み以降に第一志望校を決める受験生が多いことが考えられるという。 保護者に、学校や受験情報をどのように収集していたかを聞いたところ、「学校のイベント」が62.1%ともっとも多く、ついで「塾の先生」が59.3%、「学校ホームページ」が55.7%だった。学校が発信している情報や塾の先生からの情報を多くの保護者が活用していることがわかった。 志望校・受験校を選ぶうえで学習面について重視したポイントについては、受験生・保護者それぞれに質問(複数回答、最大3つまで)。受験生・保護者ともにもっとも重視したポイントは「学校の教育方針・校風」で、受験生の64.2%、保護者の74.3%が選んだ。ついで「成績・学力に相応」が多く、受験生の52.8%、保護者の62.9%だった。受験生と保護者を比較すると、受験生は「学習に集中できる環境(施設・設備)」をより重視している傾向も明らかとなった。 志望校・受験校を選ぶうえで学習面以外について重視したポイント(複数回答、最大3つまで)は、受験生・保護者ともに「在校生の雰囲気」が最多で、受験生の52.4%、保護者の60.0%が選んだ。受験生と保護者の回答を比較すると、受験生は「制服」「文化祭などの学校行事が盛ん」といった項目をより重視しており、保護者は「在校生の雰囲気」「通学が便利」であることをより重視している傾向が明らかとなった。 受験生に、受験を通じて勉強が楽しいと感じるようになったかを聞いたところ、「そう思う」が31.6%、「ややそう思う」が37.7%だった。約7割の受験生が受験を経て「勉強が楽しい」と感じるようになったことがわかった。 受験生に、受験を乗り越えるうえで精神的な支えとなった人を聞いたところ(複数回答)、「塾の先生」が71.2%ともっとも高く、ついで「学校の友達」が68.4%、「母」が64.2%、「塾の友達」が61.8%だった。周囲の大人の支えだけでなく、同じ受験生である学校や塾の友達と受験の大変さを共有したり、互いに励まし合ったりするなど、助けられたと感じている受験生も多いようすがうかがえる結果となっている。