【大学受験2027】早大政経学部、英語で行う必修授業と高度なデータ分析の新カリキュラム導入 | NewsCafe

【大学受験2027】早大政経学部、英語で行う必修授業と高度なデータ分析の新カリキュラム導入

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早稲田大学政治経済学部の新カリキュラム(2027年度~)について
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 早稲田大学 政治経済学部は2026年1月27日、2027年度から実施する新カリキュラムの概要と、現時点での決定事項を公表した。新カリキュラムでは、英語で行う必修授業の拡充と高度なデータ分析技術を学べる教育プログラムの導入を柱としており、学部全体の教育内容の刷新を図る。

 新カリキュラムの柱の1つとして、確かな外国語能力を高めるため、英語で行う必修科目を新たに導入する。具体的には、JDP(日本語学位プログラム)とEDP(英語学位プログラム)の学生がともに英語で学ぶ「Foundation Seminarー政治経済学部の学びへの誘い」を新入生必修科目として新設する。おもに日本語で教育を行うJDP学生にとっては入学直後の最初の学期、すべての授業を英語で行うEDP学生にとっては2学期目となる春学期に設定される。共に英語を使って議論やプレゼンに取り組むことで、学位プログラムを超えた交流を生み出し、言語の壁をこえた科目履修を促進するねらいがある。

 また、JDP学生は卒業までにEDP科目を3単位以上履修することが必修となる。政治経済学部の入学生は、学部試験を受験し入学する時点で基礎的な英語力が備わっていることから、さらなる英語力の向上と英語で学ぶことへのモチベーションを高めることを目的としている。履修にあたっては、海外留学時の単位認定制度や外部語学試験による単位認定の仕組みも整備し、EDP科目の履修ハードルを抑える方向で支援策が講じられる予定。

 さらに、英語学習に不安を抱える学生への支援として、学生ひとりひとりの状況に配慮しながら、既存の教育プログラムや支援体制を活用し学習上の不安を軽減するとしている。

 一方、データ分析教育の強化については、数学の基礎を踏まえた「数学プログラム」を新設する。「数学I」「数学II」「数学III」の3科目で構成され、解析学・線形代数学・確率論を中心に、より理論的・応用的な内容を学ぶ。数学プログラムは希望制で定員50名程度とする予定。受講を希望する場合は、入学手続時に大学入学共通テストの「数学II、数学B、数学C」のスコアを添えて希望届を提出する。あわせて、入学後最初の学期に学ぶ科目として「データ分析への誘い(Introduction to Data Analysis)」を新設し、政治学・経済学におけるデータ分析の有用性や楽しさを学ぶ機会を設ける。

 加えて、政治経済学部の新たな副専攻として「計量社会科学(Quantitative Social Science)」を設ける。この副専攻では統計学・計量政治学・計量経済学などの科目を通してデータ分析手法の基礎理論と実践を体系的に学び、知識と技術を深化させることを目指す。修了には一定単位数の履修が必要で、数学系科目の履修と組み合わせて高度な実践的スキルの修得を支援する。なお、数学に不安を感じる学生への支援として、TAの指導のもと数学の学習が行える数学支援室を開設している。

 新カリキュラムは2027年度入学者から導入され、2026年度以前の入学者には適用されない。今後も、新たな情報が決まり次第、大学Webサイトなどで順次案内される予定。
《畑山望》

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