ひょんなことから嘘がつけなくなってしまった不動産営業マン永瀬財地(山下智久)と、後輩社員でカスタマーファースト命の月下咲良(福原遥)が、家を売る人、そして求める人を相手に、正直さと誠実さだけを武器に海千山千の不動産業界で悪戦苦闘する姿を描く本作。
今回の映画化では、すでに出演が発表されている山下智久、福原遥に加え、お馴染みのレギュラーメンバー10名の出演が新たに発表された。永瀬のかつてのライバルで不動産ブローカーの桐山貴久を市原隼人、永瀬と月下が所属する登坂不動産のライバル会社ミネルヴァ不動産の立川店店長でカリスマ営業マン神木涼真をディーン・フジオカ、タメ口営業スタイルで成績を伸ばす新入社員の雪野遥香を見上愛が演じる。神木から営業成績No.1奪取を目指す副店長・花澤涼子を倉科カナ、そして登坂に強い恨みを持つ社長・鵤聖人を高橋克典が演じる。さらに、永瀬の恋人で今はニューヨーク勤務の銀行員・榎本美波に泉里香、榎本の先輩・愛原真耶に松本若菜、不動産の女帝と名高い大地主マダムに大地真央、そして永瀬が勤める登坂不動産の営業部長・大河真澄に長谷川忍、社員を厳しくも温かく見守る社長・登坂寿郎に草刈正雄らが出演する。
この度解禁された特報映像には、壮大な砂漠でスーツ姿の永瀬がなぜか巨大竜巻と対峙し叫ぶ姿が映し出されている。「お姉ちゃんたちとパーリーピーポーしてたのに!」と正直すぎる思いをぶちまける永瀬が美波からビンタを食らうこの場所は、なんとテキサス。嘘をつこうとすると風が吹き、本当のことしか言えなくなってしまう永瀬だが、映画版では風もスケールアップして荒野で立ち上る竜巻になっている。海外投資詐欺をめぐるトラブル解決のためアメリカに向かった永瀬は果たしてどうなってしまうのか。映像にはお馴染みの登坂不動産のメンバーが永瀬の正直発言に振り回されるドタバタ劇はもちろん、新たな物語の始まりを予感させるようなやりとりも収録されている。
ライバルから親友へと変わったはずの永瀬と桐山はなぜ殴り合いをしているのか、カスタマーファースト命の月下の怒りの訳は、そして登坂社長の意味深な言葉の意味とは。海外投資詐欺、契約トラブル、謎の大規模開発計画、悪質な地上げ戦略など、場所も内容もスケールアップした様々な不動産事案に永瀬は正直営業でどう立ち向かうのか、目が離せない。
なお、ティザービジュアルと特報映像に加え、永瀬が案内板を持ったユニークな劇場スタンディも公開された。まるで不動産会社の看板のようなほぼ等身大の永瀬が映画館でファンの皆さんを迎える。ポスター、チラシ、スタンディは12月26日(金)から全国の映画館で順次掲出予定だ。『正直不動産』は2026年5月15日(金)より全国にて公開。








