学研教育ホールディングスが運営する通信制高校サポート校「Gakken高等学院」は2026年4月、東京都大田区に「蒲田キャンパス」を開校する。都内初のキャンパスで、通信制高校連携校と中等部(フリースクール)を同時に開校する。中学生・高校生それぞれにあわせた学びのスタイルを提供し、安心して通える「居場所」として、地域に根ざした教育を展開していくという。 Gakken高等学院は、学研グループとクラーク記念国際高等学校との連携により、ひとりひとりの状況や目標にあわせたサポートを行っている。すでに関東、中部、近畿、九州エリアに12キャンパスを展開し、多くの生徒が将来へ向けて前向きに学びを深めている。 蒲田キャンパスは、蒲田駅から徒歩すぐの利便性の高い立地で、学び直しや進路準備をサポートする教育拠点として、東京都内の生徒・保護者の多様なニーズに応える。これにより、Gakken高等学院は全国13キャンパスを展開し、学びに困難を感じている生徒や、自分のペースで学びたいと考える生徒を支える役割を強化する。 さらに、12月7日に開催される「学びリンク通信制高校合同説明会(新宿会場)」に出展予定で、キャンパスの学びや雰囲気を直接相談することができる。また、公式Webサイトでは12月5日から個別相談会の予約や資料請求の申込みを受け付ける。 学研グループは、長年にわたり教育と出版を牽引してきた。また、クラーク記念国際高等学校は通信制高校のパイオニアであり、全国の多くの生徒に学びの機会を提供している。蒲田キャンパスの開校により、東京の中高生に対して、安心して通える新たな学びの選択肢を広げることになりそうだ。