テレビ離れ、高校生7割が平日視聴1時間未満 | NewsCafe

テレビ離れ、高校生7割が平日視聴1時間未満

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高校生調査 自宅でのテレビ視聴時間
  • 高校生調査 自宅でのテレビ視聴時間
  • 平日のテレビ視聴時間(男子)
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 YOUTH TIME JAPAN projectは2025年11月18日、全国の高校生1,554人を対象にテレビの視聴時間に関する調査を実施し、結果を公表した。平日に1時間以上テレビを視聴している高校生は全体の約3割にとどまり、「30分以上1時間未満」がもっとも多いことなどがわかった。

 調査は、YOUTH TIME JAPAN project参加校の高校生1,554人(男子711人、女子843人)を対象に、2025年9月10日から24日にかけて実施された。調査方法は、Googleフォームによる入力またはFAXで送付した用紙への直接記入。

 平日のリアルタイムでのテレビ視聴時間は、男女ともに「30分以上1時間未満」がもっとも多く、ついで「30分未満」となった。3番目に多かった回答は、男子が「まったく見ない」、女子が「1時間以上2時間未満」と男女で差が見られた。リアルタイムで1時間以上テレビを視聴している高校生は、全体の約3割という結果だった。

 一方、休日のリアルタイムでのテレビ視聴時間は、平日よりも長くなる傾向が見られた。1時間以上視聴している高校生は、男子が約4割、女子が約5割にのぼる。男子は1時間未満が4割を占めたのに対し、女子は30分から2時間が4割を占めており、女子の方が休日の視聴時間が長いことが明らかになった。

 YOUTH TIME JAPAN projectは、全国の高校の放送部・生徒会を中心としたクラブ・委員会ネットワーク。1998年の発足以来、「メディア教育」「キャリア教育」の支援・応援を理念に、未来を担う高校生を対象としたさまざまなプログラムを提供している。同社のメディアYTJP webでは、全国の高校生約1,000人を対象にしたアンケート結果を発表する「高校生調査」をはじめ、高校生の活動のようすをレポートする「全国高校生NEWS」など、高校生にまつわるさまざまな情報を発信している。
《吹野准》

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