日本損害保険協会は2025年9月16日、2025年の交通事故の防止・軽減を目的として最新の「全国交通事故多発交差点マップ」を公表した。このマップは全国の都道府県警察の協力のもと、各都道府県における人身事故件数が多い交差点をランキング形式で紹介している。全国の人身事故の半数以上が交差点・交差点付近で発生していることから、マップの利用が推奨されている。 特に、全国でワースト1位となった交差点は、2年連続で「池袋六ツ又交差点」となった。他の事故多発交差点については「全国交通事故多発交差点マップHP」で確認することができる。 同マップは、通学路の安全点検や地域の交通安全指導、企業における安全運転管理や研修教材のほか、報道・調査資料としても利用できる。自治体や教育機関、企業、メディアの人々にとって、有用なデータであることがうかがえる。 このマップの活用により、ドライバー・歩行者双方に注意を促し、交通安全対策に寄与できることが期待される。◆2024年(令和6年)の全国ワースト5ワースト1位:池袋六ツ又交差点(東京都)17件ワースト2位:谷町9丁目交差点(大阪府)、鵯越交差点(兵庫県)15件ワースト4位:四谷四丁目交差点(東京都)、瀬田交差点(東京都)、安井町交差点(大阪府)、打出交差点(兵庫県)14件