感じのいい人にとっては当たり前のことです。「ありがとう」と一緒によく使う、マナーが伝わる言葉とは? | NewsCafe

感じのいい人にとっては当たり前のことです。「ありがとう」と一緒によく使う、マナーが伝わる言葉とは?

面白ネタ・雑学 OTONA_SALONE/WORK
感じのいい人にとっては当たり前のことです。「ありがとう」と一緒によく使う、マナーが伝わる言葉とは?

コミュニケーションが上手な人を見て、「あの人みたいになりたい」と思ったり、あるいはコミュニケーションで悩んだご経験があるかもしれませんね。コミュニケーションを通じて相手に好意をもって受け入れられる表現方法を身に付けることはとても大切なことです。ビジネスにおける10個のポイントを(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田玲子先生に教えていただきました。

【 気品を身につけるシンプルな教え#116 コミュ力アップ編 】

▶話し上手は得てして「●●能力が高い」

コミュ力が高い人とは、「話し上手」のこと?いえいえ、むしろ「聞き上手」です

そもそも会話は、話し手と聞き手がいて双方向で成り立つものです。話上手な人もただ一方的に、自分の思いを語り過ぎると自己主張の強い人にしか見えません。

大切なことは、相手の伝えたいことを最後までしっかり聞く姿勢を持つことです。相手の話を途中でさえぎって自分の話をする、聞く力が不足している人がいますが注意しましょう。

また、「聞く力」は「相手の伝えたいことを理解する力」でもあります。相手の言葉だけで理解しきれない場合は、適宜質問や「このような理解で、合ってますか?」などと確認をして情報を補完し、理解を進めましょう。また、質問して深く知る・共通点を見つけてみるのも手です。

コミュ力の高い人は質問をうまく織り交ぜています。質問をすることで相手の考えを深く知れたり、共通点を見つけることができます。人は、共通点があると人は親近感が生まれ、「もっと話したい」という気持ちになるものです。

▶「ありがとう」にプラスするといいもの

目的・結論から話さないと、相手はイライラしてしまいます

話(情報)をどのような順番で伝えるかが大切です。特にビジネスシーンでは、まず結論や目的から話すことを心がけていきます。

例えば上司や同僚への報告であれば、「●●の件のご報告です」と目的を伝えてから話します。

提案であれば、「私の提案は●●です。なぜなら…」と、結論から話します。最初に目的や結論を伝えることで、相手が聞く準備ができるようにするとスムーズにコミュニケーションができます。

何かしてもらったとき、「ありがとう」だけでなくこんなリアクションを

 「ありがとう」と言われて気分を悪くする人はいないでしょう。そして、実はその感謝の言葉に自分の気持ちをひとことプラスするだけで、もっと特別に思いが伝わります。たとえば、同僚からなにかしてもらったら、「ありがとう。助かりました」や、「いつも気にかけてもらえて感謝しています。ありがとうございます」、「嬉しいです、ありがとう」など。そんな言葉を仰々しくなくさりげなく添えてみてください。その場の雰囲気も和らぎ、周りとの人間関係が円滑になっていくはずです。

▶「見苦しい!」会話のNGとは

自分のことばかりを話す人は、会話のキャッチボールを意識して

「自分が自分が」という態度は、大変見苦しいものです。自分の話は控え目にする位でちょうど良いのです。自分のことばかり話し続けるのは下品であるのみならず、相手を嫌な気持ちにさせてしまうこともあります。会話はキャッチボールであり、言葉は相手への贈り物でだと思ってはいかがですか? 会話をする場合に直球で投げ合うのと、弧を描くようなゆったりとしたキャッチボールとでは、相手はどちらが受け取りやすいでしょうか。後者のほうが、自分の意見や気持ちを相手へ届けられ、相手からの言葉も優しく受け取ることができると思いますよ。

相手と打ち解けたいとき何が一番大切?実は「姿勢」と「声」がカギなのです

もちろん、話す内容は重要ですが、大切なことは、その人から発せられる声や表情こそがカギになります。これは、自分の意見や気持ちを正しく伝えることにもつながっていきます。まず初めに、姿勢や振舞いで相手に安心感や信頼感、好感を与えて、その次に声や表情でも同じように好印象を持っていただけるようにすることが大切です。猫背を意識してやめて、骨盤を立てて姿勢を正します。声は、キンキン声や大きな声はやめ、優しくあたたかい声を。さらに笑顔で話すように意識すれば、自然と心地よい声が出てきます。

【こちらも読まれています】▶意見が違うとき、伝え方のマナーを知ってる?感じのいい人の「さすがの返し」、これで絶対に空気が悪くなりません


《OTONA SALONE》

特集

page top