「35才以上の人は週1やるべき」誰でも透明感をアップできる簡単なホームケア習慣【50才美白美容家・さきめぐ先生に聞いた】 | NewsCafe

「35才以上の人は週1やるべき」誰でも透明感をアップできる簡単なホームケア習慣【50才美白美容家・さきめぐ先生に聞いた】

女性 OTONA_SALONE/BEAUTY
「35才以上の人は週1やるべき」誰でも透明感をアップできる簡単なホームケア習慣【50才美白美容家・さきめぐ先生に聞いた】

あの雑誌では「NG」と言われていることが、美容系ウェブメディアでは「正解」と言っていたりする。Web検索やSNSなどのおかげで、知りたい情報を簡単に調べることができるようになりましたが、その反面「本当なの?」と思ってしまうような、不確かな情報もあふれています。

そこで、大ヒットコスメ「DUOクレンジングバーム」の生みの親でもあり、登録者数15万人越えの人気YouTubeチャンネル『さきめぐ Beauty Class』を運営、女性誌でも活躍する美容家の咲丘恵美さん・通称さきめぐ先生に、都市伝説になりつつあるスキンケアのあれこれについてお伺いします。化粧品開発者でもあり、科学的知見に精通した先生の解説は見逃せない!

美容の都市伝説を解明! 美容家・さきめぐ先生にQ&A

お話を伺ったのは…

化粧品開発者・美容家 咲丘恵美(さきおか・めぐみ)さん、通称さきめぐ先生

科学的知見と実体験を織り交ぜた美容ヲタク的な解説を、おっとりと可愛すぎる語り口で行うそのギャップが大人気。美容情報の発信を行っているYouTubeチャンネル「さきめぐ Beauty Class」の登録者数は右肩上がりに増えて15万人(2025年7月現在)! その知識を基に化粧品ブランドの商品開発・研究にあたる一方、美容家としてセミナー講演活動なども行なう。

自身の肌トラブルに悩まされ続けた経験から、スキンケアの真髄を追求するべく皮膚科学や化粧品学などを習得。1990年代より、真摯に美を追求する姿勢が女性の共感を得て、女性誌でも多く活躍。

「もともとシミ体質だから、美白やシミのメカニズムに関しては特に目を光らせ、新知見を追いかけながら自分でも研究しています!」と話すさきめぐ先生が、実際に行なっている<透明感がアップする3つのホームケア習慣>をご紹介。

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▶30代後半以降が、週1すべきは

30代後半以降の方は、週1回のホームピーリングで透明感を!

古い角質が肌に残っていると本来の肌色よりも汚くくすんで見えるため、透明感が失われてしまいます。また、古い角質がフタをしている状態だとスキンケアで塗る美容成分が肌に浸透しにくくなるというデメリットも。

年齢とともに代謝が低下するので、30代後半以降の方は週1回程度のピーリングを取り入れてみましょう。

ですが、極度の乾燥肌や敏感肌の方、アトピーの方、肌荒れをしているときなどは、ピーリングが禁忌になるので気をつけてください。

乾燥でシミが悪化⁉皮脂分泌量に合わせた保湿をすることが大事

肌の角質層に水分が満ちていると光を多く反射させることができるので、内側からパーっと発光したような透明感が出ます。なので化粧水のあとは水分が蒸散しないように、乳液またはクリームの油分でフタをしましょう。

ただし脂性肌や混合肌の場合、自ら皮脂分泌できる部位は化粧水のみでもOKです。乾燥するところには乳液やクリームをたっぷり塗り、皮脂が出やすいTゾーンは控えめにするなどして調整しましょう。

資生堂さんの研究によると、肌が乾燥刺激を受けると色素細胞の「メラノサイト」を作る工場が活性化されてシミが悪化してしまうそうなので、保湿はシミ対策にも有効です。

▶室内で気を付けるべきこと

室内でも日焼けするから、家の中にいるときも日焼け止めを塗るべき?

朝起きたらカーテンを開ける前に日焼け止めを塗りましょう!紫外線の一部は窓ガラスも透過します。

紫外線にはUVAとUVBがあって、UVAは窓ガラスも透過します。ガラス屋さんのデータによると、4mmの厚さのガラスだと、UVBは0%に対してUVAは67.6%透過させてしまうそうです。

UVAはUVBに比べるとエネルギーは弱いけど、紫外線全体の約9割を占めると言われているのであなどれません。UVAは波長が長く、真皮にあるコラーゲンやエラスチンにダメージを与えてしまうため、シワやたるみの加速の原因に。

私は家にいるときでも、SPFが最高値の日焼け止めを薄く塗っています。

肌の水分量が増えると透明感が出る?

角質層の水分量が増えると、肌の透明感がアップします。

ヒトの肌は半透明な性質を持つため、私たちが見る肌の色(見た目の印象)は光の影響を受けています。

肌に当たった光の一部は肌の表面で反射し、その他の光は皮膚の内部に侵入。そして肌の中に入った光の一部は吸収され、残りは再び肌の外へ出ていくのですが、この外へ出て行く光の量が多いほど、肌が内側から発光しているように見えて透明感が増します。

角質層の水分量が多いと反射させる光が多くなるので、<角質層の水分量が多いほど、透明感が増す>と言えます。

資生堂さんの研究によると、肌内部に入って反射する光は、加齢によって減ってしまうそうなので、しっかりと保湿ケアをしましょう。

▶美白におすすめのサプリは

サプリメント「ビタミンC」、「ビタミンE」、「グルタチオン」で内側からケア

毎日のサプリメント摂取成分として最もおすすめな組み合わせは「ビタミンC」、「ビタミンE」、「グルタチオン」です。

「ビタミンC」と「ビタミンE」の摂取により、シミや肝斑が改善するという報告があります。また、「グルタチオン」は美容医療で<白玉点滴>という異名があるくらい美白にとって有効な成分で、肉類(牛肉、豚肉)やブタの肝臓、パン酵母などに多く含まれます。

もともと「グルタチオン」は抗酸化成分なのですが、それとは別に、シミの原因となるメラニン合成の最終段階で、黒色メラニンに移行させず、薄い色のメラニンに移行させる作用機序も持っています。

さらに「グルタチオン」には、働いたあとに酸化してしまう「ビタミンC」を元の元気な状態に戻す効果もあるので、一緒に摂取するのに最適。

サプリなので飲むタイミングはいつでもいいけど、食後に飲むと効果が長く続きやすく、空腹時のに飲むとすぐ効くと言われています。空腹時は胃腸に負担がかかる可能性があるので、そこだけ注意が必要です。

美白美肌にとって大敵となるシミやくすみ。ホームケアを習慣にして透明感をアップさせましょう。これらを意識するだけで1年後、5年後、10年後の肌が変わりますよ。

Information

◆エイジングによる肌悩みを解決する!

さきめぐ先生開発商品「Re:CODE ワクチナイザー」

https://www.recode.co.jp/

12種類のハイスペックな美容成分を高濃度配合

「多くの人の役に立てるような、今までにない化粧品をつくりたいという思いから独立し、女性をエイジング悩みという宿命から解放するブランド『Re:CODE(リコード)』を設立し、理想の肌を叶える『ワクチナイザー』シリーズを発売しました。

私が理想とする美肌の条件<色・形・感>に対応できる商品がなかったため、シミの悪化やシワの固着、フェイスラインや目元のたるみの加速など、エイジングの崖から落ちるのを食い止める、そんな化粧品を目指して開発。

この商品を作るにあたっては、まずはエイジングの原因を探るため、近年の遺伝子発現研究を基に自らの肌人生を徹底的に振り返り、ストレスと肌老化に大きな関係性があると判明。そのストレスによって蓄積する82の<肌エラー>に着目し、エイジングを加速させる根本原因のコード(肌設計)を書き換えるというこれまでにはなかった解決策を見出しました」

◆YouTubeチャンネル『さきめぐ Beauty Class』

さきめぐ先生自身の実体験と科学的知見に基づいた美容情報を発信中!

https://www.youtube.com/@sakimegu_beauty

◆Instagram

https://www.instagram.com/megumi_sakioka/


《OTONA SALONE》

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