ライブのOPENING SHOWには、個性豊かなアーティストたちが登場。トップバッターを務めた砂月凜々香がしなやかな歌声を響かせ、続くbalaはクールなステージで会場にスタイリッシュな空気を呼び込む。3組目はSNSを中心に注目を集めるシンガーソングライター・かわにしなつき。等身大のリリックが印象的な「理想的ガール」で観客との距離を縮め、「晴れ、時々風まかせ」の伸びやかな歌声が会場に穏やかな余韻を残す。そしてOPENING SHOWの最後は、デビュー15周年を迎えた近藤夏子。軽快なMCで会場を盛り上げ、「Good day by day」でポジティブなメッセージを届けた。
昼下がりの会場にダンサーを携えて登場したのは、SNS総フォロワー数300万人超えのToua。「MY Routine」で日常のリアルをすくい上げるような歌詞で観客を引き込むと、「BEST FRIEND」では手拍子が広がり、ステージとの一体感が生まれていく。「I am I」では自己肯定のメッセージとエネルギッシュなパフォーマンスで観客の「OK!」コールが一斉に上がるなど、Touaの優しさと力強さが溶け合ったステージだった。