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日本子育て支援大賞…31商品・サービス、5自治体が受賞

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 日本子育て支援協会は2025年7月14日、第6回日本子育て支援大賞の受賞者を発表した。企業部門では31商品・サービスが、自治体部門では5自治体が選出された。

 「日本子育て支援大賞」は、子育てママとパパさらにはその祖父母が実際に"役立った価値"を大いに評価するアワード。子育て世帯を取りまく「衣」「食」「住」という3つの領域を基本とし、さらに日常的に利用する「日用雑貨」「グッズ類」「サービス・アプリケーション」「家電・自動車」という4つの領域、「自治体・プロジェクト」を加えた、全8領域をアワードの対象領域としている。評価は、「安心・安全」「便利、負荷の削減・低減」「子どもの成長」「親子のコミュニケーション」「快適性(楽しい子育てライフの実現にむけて)」の5つの評価項目の中で、特に顕著な特色や配慮・工夫がみられ、子育て世帯に大いに役立ち魅力的であると審査委員会で最終的に判断されることをポイントとしている。

 審査の結果、第6回となる今回は「企業部門」から31商品・サービス、「自治体部門」から5自治体が選出された。企業部門で大賞に選ばれたのは、アマゾンジャパンのキッズタブレット「Amazon Fire HD 8 キッズモデル(8インチ)ブルー」や、オカムラの子供向け学習家具「mirumio(ミルミオ)」、コーセーフーズの「親子で楽しく学べる 手作りぬかどこキット」、ジブラルタ生命保険の子供向け金融教育教材「Financial Wellness College Essential」シリーズ、東芝ライフスタイルのエアコン「大清快」U-DRシリーズなど。

 たとえば、子供向け学習家具「mirumio」は、「子供の成長に合わせて、家具も成長する」をテーマに、小学生から中高生まで長く使うことを想定したデスクとチェア。子供の身体にあわせて簡単にデスクの高さやチェアの調節ができ、人間工学の知見を生かして学習時に好ましい姿勢をアシストできるように設計されている。デザインにおいては、大人になっても使い続けてもらえるよう"子供っぽさ"を取り除いているのが特徴。審査委員からは、「天板の高さ調整だけでなく、座面の奥行調整ができるのも面白い。シンプルで洗練されたデザインも魅力的」と評価された。

 自治体部門では、愛知県みよし市、群馬県昭和村、静岡県長泉町、栃木県那須塩原市、広島県三原市の5自治体が選出された。中でも、那須塩原市は、栃木県内の自治体で初めての受賞となった。特に審査員から高く評価されたのが、那須塩原市が独自に発行する「子育て応援券」。チャイルドシート・ベビーカー・絵本などの購入に使えるほか、子供の預かりや宿泊施設での小旅行にも利用できるのが特長で、親が安心して子供を預け、自分の時間を確保できる子育て支援として高く評価された。

 受賞内容の詳細は、日本子育て支援大賞の公式サイトで見ることができる。
《畑山望》

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