記者「初回視聴率が16.7%という過去25年で最低のスタートを切り、今月も12-14%で低迷するNHK大河ドラマ『花燃ゆ』なんですが…」
デスク「視聴率テコ入れのため、坂本龍馬役に木村拓哉(42)やら福山雅治(46)を起用したらいい…なんて夢みたいな話もあったな」
記者「結局、龍馬には伊原剛志(51)が起用され、5月から登場するそうですが、もうNHKもあきらめたとしか思えません」
デスク「演技派女優の井上真央(28)がヒロイン。脇を大沢たかお(47)、伊勢谷友介(38)、東出昌大(27)、高良健吾(27)…と当代のイケメン俳優で固めても、サッパリだもんな。やっぱり、キムタクか、ましゃ…いやその両方でも登場させないとだめだよ」
記者「ネット上でもそのひどさを証明するかのように『主人公の杉文なんて知らない』『大河らしい大河が見たい』『視聴者に媚びを売りすぎでまるでつまらないホームドラマ』と手厳しい声が止みません」
デスク「このまま伊原が出ても、視聴率はさらに下降ってか」
記者「普通なら今ごろ、大河ドラマのご当地の観光情報などの特集を大々的に組むのですが、こんな体たらくですから実にやりづらい」
デスク「舞台の長州・山口は安倍首相の地元だからな。そろそろやんなきゃまずいぞ」
記者「そうした政治的揺さぶりもあってか、NHKの広報が非常にナーバスになっていて、普通ならば『特集を組んでください』と売り込んでくるところですが、どう出していいか考えあぐねているようです」
デスク「どういう意味?」
記者「取材を受けるにしても、NHKの制作側が付き合いのあるタレント事務所の人間たちに、ネガティブな話は決してしないように、と釘を刺すなどピリピリが続いています」
デスク「貧すればなんとやら…だ」
記者「デスクも言うように首相に媚びを売るためか、籾井(もみい)勝人NHK会長自身(72)が、番組への介入を強めています。この視聴率低迷を受け、現場に『どうなってるんだ! 15%は死守しろ!』と雷を落としたらしいです」
デスク「会長もご苦労なこったな」
記者「そんな籾井会長のワンマンぶりも含め、それらのせいで制作現場ではなんとも重苦しい雰囲気が漂っています」
デスク「大河ドラマを初の打ち切りにすれば、籾井会長も歴史に名前を刻みますよって言ってこいよ」
記者「ひぇ~、言えませーん」
《NewsCafeゲイノウ》
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