先日、アラブ首長国連邦・ドバイの道路交通局が「自家用車から公共交通機関に切り替えた住民に、重さ4kgの金の延べ棒と賞金を贈る」として話題になった。ドバイは"ひとりあたりの車の所有台数"世界のトップの超・車社会。公共交通機関を利用する住民は全体の13%だそうで、大渋滞に苦慮しての対応策であるらしい。いやはや、景気のいい話である。
それはさておき、今月は27日・28日が土日だったため、年末年始はドーンと9連休になった…という人も多いだろう。帰省ラッシュのピークはズバリ今日・明日…ドバイほどではないにしても、日本の高速道路渋滞も相当なものである。
公共交通機関を利用するならせめて座席を確保したいと思うのは当然だが、何かと慌ただしい年末、すっかり忘れてしまうことも…。NewsCafeのアリナシコーナーでは「里帰り時の交通機関は早めに予約する、アリかナシか」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…54%】
■帰るためには、当たり前の話。
■キャンセル待ちとか無駄な時間過ごすくらいなら前もって買ってユックリしたい。
■1カ月前にきっちり予約しないとフェリーに車を積めないからね。
■田舎はないが、世の中"9割"早めに行動して間違いない。
■早く予約しないとすぐ満席になりますからね。
■場当たり的だと疲労困憊確実だから(苦笑)。座りたいもの。
■飛行機の距離だから、損はしたくない。
【ナシ…46%】
■ギリギリ迄やらない。
■そんな混む時期に帰らない。
■ラッシュを避ける。
■連れの予定が決まるのが2週間前、変更たびたび。気にかけると直前決定しか…。
■里帰りをすることがないし、基本的に車を利用。
■自由席…命…(笑)!
■旦那の社員券なので予約できない。時期をちょっとずらして帰る。
■だって、実家は車で8分の距離しかないから、予約も何もないわ。
■帰る故郷で待つ人はもう亡くなって久しいのぅ(涙)。
■帰る場所がない。
結果は【アリ派】過半数となってはいるが、では【ナシ派】が"ラッシュに関わらず行き当たりばったり"かといえば、そんなこともないようだ。多かった回答は「混む時期には帰省しない」「帰省先が近いので無関係」「帰省自体をしない」、この3パターンに大別できた。
確かに、年末年始や盆などの行事にこだわりさえなければ、挨拶自体はいつでもできる。挨拶に行く先と自分の仕事に融通がきくのであれば、交通機関が空いている時期を選ぶのがベストではある。まぁ、それが難しいがゆえの帰省ラッシュ・Uターンラッシュなのだが…。ともあれ、この時期に長距離を移動するという人は、無理をしすぎず体第一で!
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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