"早起きは三文の徳"…過半数が「そう思わない」 | NewsCafe

"早起きは三文の徳"…過半数が「そう思わない」

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子供の頃、耳にタコができるほど「早起きは三文の徳!」のフレーズを聞かされた…という人も多いのでは? ことわざの由来は諸説あり、中国の宋時代の重臣・楼鑰の詩が元だとか、"生類憐れみの令"の影響で「家の前で鹿が死んでいたら3文の罰金ね」と言われた奈良の人が、早起きして役人に見つからないよう鹿の死骸を移動したとか…。本当のところは定かではない。
そもそも、元々は「早起きしても三文ほどの得しかない」という意味で使われていたという説まであるのだという。NewsCafeのアリナシコーナーでも「早起きはいいことがあると思う?」という調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…49.6%】
■忙しい朝の時間が有効に使えるね。
■健康にはいいのかも。
■三文の徳、昔の人は良いことを言ったな。一杯の水がうまい。
■毎日5時起床。洗濯掃除が8時前には終了。充実感があるよ。
■いい事って言うより気分は良いかな!
■外の空気がおいしい。
■会社のたくさんの女の子たちと話す機会が増えた。
■一日にゆとりが持て、得した気分。でも起きられナイ…。
■ただし、15時頃には強烈な睡魔が襲ってくる…。
■おはようございます! 今6時33分。良い事あるとイイナ~。

【ナシ…50.4%】
■ギリギリまで目一杯寝ていたいです!
■変な時間に睡魔が襲ってくる。
■起きれば電気ガス使うし…そういう意味では寝ていた方が良いかも。
■毎朝4時起きだけど良いことも悪いこともない。
■朝が苦手なので逆になんかこぼしたりして煩わしさが増える。
■三文の徳ということはハンコ1個分か!
■不審者扱いされ警察官に職質を受けて遅刻した。
■その前に十分な睡眠が大切です。寝不足の早起きはいい事なし。
■早起きしてもしなくても仕事の量は変わらない。
■何ひとついい事などない。

数字は割れたがわずかに【ナシ派】優勢、最多意見は「できる限りギリギリまで眠りたいからナシ」。働く人々の睡眠不足がまざまざと感じられる結果となった。早寝しなければ早起きがキツいのは当然。このご時世では残業上等、終電は大混雑…そうそう早寝などできないというわけだ。
一方で【アリ派】からも「徳は感じないけど気分がいいから」など"気の持ちよう"派のほか「最近、早朝に500円50円を頻繁に拾う(笑)」といった"実益"派まで様々な声が寄せられている。
朝の光は体内時計をリセットし、精神を安定させる脳内物質・セロトニンの分泌を促す…という学説は、テレビなどでもよく耳にする。しかし、兎にも角にも十分な睡眠時間を確保することが先決の世の中である。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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