日本女子大学は、2026年8月5日から7日の3日間、女子高校生を対象とした「理学部サマースクール2026」を開催する。22回目となる同イベントは「今より深く、サイエンスに触れる夏」をテーマに、対面とオンラインを組み合わせた6つの講座を用意。大学の充実した設備や少人数制の丁寧な指導のもと、高校生が科学の面白さを深く体験できる機会を提供する。 このサマースクールは、数学や理科、情報が好き、もしくは苦手意識はあるものの興味をもつ女子高校生に、科学の魅力を伝えることを目的に2004年から開催されている。これまでにおよそ1,300名の高校生が参加した実績をもつ。今年は、スマートフォンや紫外線、細胞、力学など、高校生の日常生活に身近なテーマを設定。大学の実験設備に触れながら、サイエンスをより深く体験できる内容となっている。対面講座のほか、オンライン講座も実施し、全国どこからでも参加が可能。同大学の特長である教員によるきめ細かな指導は、過去の参加者からも評価されている。 期間中は、対面とオンラインで合計6つの講座が開講される。対面で実施される講座は3つ。8月5日には、永田典子氏(化学生命科学科教授)による「高性能顕微鏡を使って細胞の中を探検しよう」が開かれる。定員は14名で、時間は午後1時から午後4時まで。8月6日には、市川さおり氏(化学生命科学科講師)が担当する「皮膚と紫外線」を実施。時間は午後1時から午後4時までで、定員は10名。8月7日には、加藤邦拓氏(数物情報科学科講師)による「スマートフォンの使いやすさを支えるユーザーインタフェースの秘密」が開催される。時間は午後1時から午後2時30分まで。この講座は対面とオンラインのハイブリッド形式で、対面の定員は25名となっている。 オンライン講座も充実している。8月5日には、南美穂子氏(数物情報科学科特任教授)による「データから情報を取り出そう」が開催される。時間は午後1時から午後4時までで、定員は20名。8月6日には、石黒亮輔氏(数物情報科学科教授)が「教科書の『モヤモヤ』を解消する 力学のユニバーサルデザイン」と題した講座を行う。時間は午後1時から午後2時30分までで、定員は20名。 8月7日には、深町昌司氏(化学生命科学科教授)による「色覚の仕組みと多様性」が開催される。時間は午後1時から午後2時30分まで。また、「スマートフォンの使いやすさを支えるユーザインタフェースの秘密」と「色覚の仕組みと多様性」の2講座は、オンライン参加の場合、定員は設けていない。各プログラムの詳細や実施教室については、同大学のWebサイトで確認できる。 日本女子大学の理学部は、1992年に私立女子大学で唯一の理学部として開設された。充実した実験施設での少人数によるきめ細かな指導を特徴とし、複数分野にわたる広い視野をもつ理系人材を多く輩出してきた。同大学では、自然界の真理を探究しながら、理学の力で社会が抱える問題を解決する力の育成を目指している。さらに、2029年4月には理学部を発展させる形で「理工学部(仮称)」の開設を構想しており、時代が求める理系人材の育成に向けた改革を進めている。 同大学は、2021年に創立120周年を迎えた日本初の組織的な女子高等教育機関。近年では2024年度の「建築デザイン学部」や2025年度び「食科学部」の開設に加え、2027年度には「経済学部」を開設予定であるなど、継続して大学改革に取り組んでいる。今回のサマースクールは、理系分野への進学を考える女子高校生にとって、大学での学びを具体的にイメージする良い機会となりそうだ。◆理学部サマースクール2026日時:2026年8月5日(水)~7日(金)※各講座により異なる会場:日本女子大学 目白キャンパス(東京都文京区目白台2-8-1)、オンライン対象:女子高校生募集人数:各講座により異なる締切:2026年7月9日(木)※定員に達した場合は後日抽選参加費:無料(1人2講座まで受講可能)申込方法:Webサイトより申し込む