
ストレスが溜まると、ポテトチップスやスナック菓子、ジャンクフードが無性に食べたくなる――そんな経験はありませんか?体に良くないと分かっていても手が伸びてしまい、後で少し罪悪感を抱くこともあるかもしれません。
けれど、こうした欲求にはきちんと理由があります。無理に我慢するよりも、その仕組みを知ったうえで適量を楽しむことで、ストレスをやわらげることにもつながります。
本記事では、「体力がなくてもできるセルフケア方法」をまとめた華井由利奈氏の著書から、
「食」にまつわるストレス解消法をご紹介します。
※本記事は書籍『体力がなくても一生 自分を大事にできる 「おつかれメンタル」いたわり帳』(華井由利奈:著/光文社)から一部抜粋・編集したものです
※イラスト:Okuta
「口のなかに好きなものをいっぱい入れる」とストレスが緩和!

強いストレスを感じて、気持ちを切り替えたいと思ったら「口のなかに好きなものをいっぱい入れる」というセルフケア方法がおすすめです。
「好き」を感じることで、「やる気成分」と呼ばれるドーパミンや、「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌されます。これらには、「ストレスホルモン(コルチゾール)」の影響を和らげたり、分泌を抑えたりする働きがあります。
スナック菓子を食べると満たされる理由は?
口いっぱいに食べものをほおばると、上あごの内側(軟口蓋)が刺激され、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されます。さらに、味・音・食感に集中すると、頭のなかで一時的に雑念が消えて、スッキリすると言われています。
なかでもスナック菓子は、音による満足度が高いのが特徴です。「バリバリ」「サクサク」と音をたてて食べることで、ストレス解消につながると考えられています。
ただし、スナック菓子を食べるときは適量を守ることが大切です。目安は1日あたり200キロカロリー。毎日必要以上に食べると健康上の問題や依存症につながる可能性があるため、十分注意しましょう。
健康的に楽しみたい人には「代替スナック」
・ノンフライのチップス
大豆、パスタ、こんにゃく、野菜など。ポテトチップスよりも脂質やカロリーが大幅に抑えられていますが、サクサクとした食感はしっかり楽しめます。
・小魚スナック
高タンパク質で、カルシウムも補給できます。硬い小魚をしっかり噛むことで、脳の活性化にも役立ちます。
・素焼きナッツ
良質な脂質(不飽和脂肪酸)、ビタミンE、食物繊維、ミネラルが豊富です。ただし、カロリーは高め。食べるなら一つかみ程度がおすすめです。
・焼きせんべい
揚げていない焼きせんべいは、ポテトチップスに比べて脂質が低め。特に、もち麦を使ったせんべいは食物繊維が豊富で、カロリーも控えめです。

【みんなのひと言「ストレスケア」どんなことしてる?】
・柿の種を食べるときは、口いっぱいにほおばって、思いきり音をたてます!
・お店の生ビールをグビグビ飲むと、なんだかスッキリする。CMに出ているかのように飲むのがポイント。
・LIFEの厚切りポテトチップスチリ味は、袋の中の1番大きいチップスから食べたり、いっぱい重ねて食べたり、自由に食べるのが楽しい!

「おいしそうな食べものを見る・写真を撮る」のも、ストレスを和らげてくれる

おいしい食べものは、体だけでなく心の栄養にもなります。見るだけで、ワクワク感や幸福感を抱けるからです。特に、芸術品のようなカフェアートや美しい盛り付けには、リラックス効果や気分を高める効果があると言われています。
余裕があれば、食べる前に写真を撮ってみましょう。写真撮影は、手軽にできる自己表現。今しか撮れない一瞬に集中することで、気分転換ができます。いい写真が撮れたら、「プチ達成感」も味わえますよ。
撮った写真は、数日後に見返してみましょう。「おいしかったなぁ」「癒やされたなぁ」という気持ちがよみがえり、何度もリフレッシュできますよ。
写真を撮るときは、ここに注意!
誰かに「いいね」をもらうことを目的にしない
他人のためではなく、自分のために写真を撮りましょう。「いい写真が撮れた!」と思えたら、SNSで共有しなくても達成感を味わえますよ。
背景や明るさにこだわりすぎない
写真の構図や照明にこだわらなくてもOK。少し暗くても、背景に人が写り込んでも、それも含めて思い出の一部です。
お腹が空いているときは撮るより食べる
空腹時は、集中力や判断力が低下しがち。まずはお腹を満たしましょう。食べたあとに記録として店頭の写真を撮っておくだけでも、おいしかった記憶を思い起こすきっかけになりますよ。

【みんなのひと言「自分のいたわり方」どんなことしてる?】
・夏になると、おいしそうな桃パフェの画像をSNSで眺めます。
・和菓子を買ったら、必ず写真を撮る。
・無心でいろいろな種類の料理を作って最後に写真を撮ると、スッキリします。
・休日にカフェめぐりをして、撮った写真をプリントして手帳に貼ってデコる。平日疲れたときに見返すと、なんか元気が出る。

ここまでの記事では、「スナック菓子」をはじめとした「食」にまつわるストレス解消法をご紹介しました。つづく関連記事では、「手料理がほっとする理由」や「食事を癒やし時間にする方法」をお届けします。
つづき>>あぁ~、人が作ったご飯が食べたい!「手料理」にホッとして、無性に恋しくなるのはなぜ?ぼっちの寂しさを癒やしタイムに変換できる「ソロ飯」術
著者:華井由利奈(はない・ゆりな)
愛知県出身。フリーライター。大学卒業後、印刷会社に就職。コピーライターとしてトヨタ系企業など100社以上の取材を行った。現在は独立し、女性活躍、ビジネス、生活情報など幅広い分野で執筆。今までに取材した人数は1,000人以上。大学や教育講座での講演も行う。著書に『一生困らない 女子のための「手に職」図鑑』『一生役に立つ しんどくならない「ひとり暮らし」ハンドブック』(ともに光文社)、『月10万円を楽しく稼ぐ ちょいワーク図鑑 やりたいことが絶対見つかるおもしろ副業100』(東洋経済新報社)がある。




