
更年期世代? セカンドステージ? ミドルエイジ? 呼び方はさまざまですが、家事に仕事にプライベートに、忙しく働く女性にこそ必要なエイジレスビューティアドバイスを、私、植松晃士がお送りします。

今回のテーマは「昔から止められない習慣」美容編です。約30年前を振り返りながら、今の考え方との違いをお話しさせていただきます。
【植松晃士のエイジレス・ビューティ#10】
昭和の時代、今では通用しない習慣が多かった

すでに夏のような季節ですが、皆さん、いかがお過ごしですか。そういえば、昭和の時代には「運動中に水を飲まない」「うさぎ跳び100回」「食べてすぐ寝ると牛になる」「夜中に爪を切るな」「新しい靴を夜におろさない」などなど、今考えると???という習慣がたくさんありましたね。そして、それは美容においても同じ。若いころから同じスキンケアやメイクのルーティンを続けていると、今の時代、今の自分に合っていないという事態に陥っているかもしれません。
今と30年前の「基本のスキンケア」は、随分、違う
若い頃、ヘチマコロン、うぐいすのフン、パパイン酵素を使っていた記憶がありませんか? どれも優れたコスメですよね。あの頃は化粧品メーカーも今ほど多くはなく、超シンプルなアイテムが多かった気がします。当時、化粧水、乳液、クリームといったスキンケアステップも習いましたよね。そう、あの頃は「美容液」という概念が一般的ではなかったかも! 調べてみたら、日本で初めての美容液はコーセーだそうです。1975年! 僕が記憶している「美容液」は、1984年に上陸したエスティ ローダーの「ナイト リペア」。これが出たとき、美容液ってすごい!という驚きでした。
今は、昭和時代のスキンケア3ステップに「美容液」が加わりました。そして、何より大切なのは「洗顔」だと教えられています。3ステップどころか、洗顔、化粧水、美容液、乳液あるいはクリーム。とにかく、落とす、うるおす、満たす、うるおいを逃がさず守る4ステップとなっていますよね。もちろん、美容液は肌悩みに合わせてチョイスするので、必要のない人もいるかもしれません。オイルを使う人、ブースターを使う人もいるでしょう。とにかくスキンケアは、アイテム選択の幅が広がりました。
角質ケアという新たなカテゴリーも登場!
昭和の頃に話を戻すと、顔を洗うにしても、ちゃんとした洗顔料は少なかったですよね。固形石鹸で顔を洗っていた記憶があります。花王の「ビオレ」が登場したのが1980年。今や国民的洗顔アイテムになりましたが、当時はその存在に驚かされました。しかも、ゴシゴシ洗うというのが常識でしたよね? 清潔好きな日本人は、お洋服を洗濯板で洗うように肌もキレイにさっぱりと、こすってなんぼという感覚。それが今や、ゴシゴシ洗ってはいけない。摩擦によってシミになったり色素沈着してしまうから。それが常識となりました。
しかも、垢となる古い角質。この角質も不要なものと必要なものがある、というのが定説です。もちろん古い角質は不要ですが、昔はゴシゴシ洗うことですべて落としていました。今は、肌に必要な角質は落とさないのがルールです。そのために、ピーリングやゴマージュといった角質ケアもスキンケアのステップに入るようになりました。これも、肌質によっては不要な人もいるのでマストではありません。とはいえ、昭和時代に比べて圧倒的にアイテムは増えています。
ここまでの記事では、昭和の時代を振り返りながら、昔に流行っていたスキンケアと今のスキンケアの違いについてお話しいたしました。
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では、私たちが若かった頃を振り返りながら、昔と今のメイクの違いについてお話しいたします。
取材・文/中尾 慧里




