
さんきゅう倉田です。私立大学を受験せず、東大専願で3回受験しました。
今回はMARCH合格者にインタビューし、定員数の変化や一般入試の現状について掘り下げています。
▶GMARCHの合格者数の現状大学入試の「定員厳格化」と「合格者数」の現状
「2025年からちょっと多めに合格者数を出すことができなくなり、入りにくくなって、その分補欠が増えたんです」
1浪して立教大学に合格したAさんはそう語ってくれた。
かつて私立大入試を直撃した「定員厳格化」は、2023年度から「収容定員(全学年)ベース」の管理へと変更された。単年度の入学定員に縛られず、4学年全体で調整が可能になったため、一見すると「正規合格者を出しやすい緩和局面」に思えるが、時限的な側面が強く、収容定員の超過基準は2025年度にかけて段階的に引き下げられている。
大規模大学の基準は2023年度の1.3倍から、2025年度には1.1倍へと戻るため、難関大を中心に合格者の絞り込みが実施されている。
また、2021年度に急増した「補欠合格」も、大学側が早期に正規合格を確保する戦略へシフトしたことで、減少傾向にある。2025年度は新課程入試への不安から受験生の現役志向が強まっており、一般選抜の椅子を巡る厳しい状況が続いている。
▶合格者の約4割が推薦・年内入試!?GMARCHにおける指定校や総合型の現状と構造変化
「指定校とか総合型選抜で大学に入る人は多い気がします。指定校を取るのはすごい。学校内で枠があって、それを勝ち取るので、成績はオール5に近くて、部活も頑張っている子じゃないとだめなんです。うちの高校だと、慶應の法学部とか一橋に指定校で行った子がいます。国立にも指定校推薦があるなんて知らなかったです。でも、その子は高一の頃から知っていたみたいで、頑張っていました。生徒会長もやってたし、先生とも仲が良かったし」
入試の方法は、筆者が日本大学の学生だった20年前とは大きく異なる。合格者の約4割が推薦・総合型(年内の入試)にシフトしていて、大学別では、明治は一般選抜7割を維持しているが、青学や立教は一般枠を6割程度に抑え、独自試験や英語外部試験を活用した選抜、指定校などを重視する傾向が強まっている。
この背景には早期に確実な入学者を確保したい大学側の思惑があり、特に2025年度は新課程移行への不安から、受験生側も補欠合格を待たずに推薦型へ流れる「現役志向」が加速した。一般入試に絞る受験生にとっては、「実質的な募集枠の減少」による厳しい戦いとなるもしれない。
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(「オトナサローネ」編集部)
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