
ゴールデンウイーク特別企画!オトナサローネで公開された記事の中から、「大反響だった記事」をピックアップしてお届けします。FPによる本シリーズは「貯金のモチベーションが高まる」と人気です。
(集計期間は2018年1月~2026年4月まで。本記事の初公開2021年2月 2026年4月加筆修正。記事は取材時の状況です)
「休日はたまに友達とランチして、年に1、2回旅行するのが楽しみ。いまは特に不自由を感じていないけれど、老後が不安なんです」
そうメールをくださったのは、52歳の貴美子さん。プレーンなファストファッションを小綺麗にきこなし、貧乏でもリッチでもないごく普通のアラフィフといった雰囲気。さほど悩みはなさそうです。貴美子さんのように、特に贅沢をするでもなく普通に生活しているのに老後が不安という方はとても多いのが現状です。
とても届きそうにない老後の「2000万」貯金
■貴美子さんからの相談内容■
52歳、独身会社員です。短大を卒業した22歳から、100人規模の地元企業で事務職をしています。事務職員の中では私が一番古く、後輩を指導しながら営業職員のサポートもしています。短大の時からつきあっていた彼氏といつか結婚するんだろうなと思っていましたが、28歳の時に、彼の同僚との間に子どもができたからと言われあっさり別れました。
それ以降、恋愛すること自体に興味もなくなり、友達や親と楽しい時間をたまに過ごし、気がついたら52歳でした。あっという間に定年まで10年を切り、貯金もそれほどありません。ましてや老後2000万だなんて、どうすればいいのか。幸いなことにコロナ禍でも失業はせずに済みそうで、定年後も給料は減るものの再雇用があるようです。ですが、老後を一人でどう生きていこうかと、急に不安になりました。現在の貯金は300万しかありません。私はこれからどうしていけばいいのでしょう。
■家計データ

貯金に手をつけていなければ貯まっていた?
毎月1万円、ボーナスの時は20万円貯めている貴美子さん。残りは自分へのご褒美で旅行やアクセサリーを買うとのこと。いいペースで貯めているはずなのに貯金残高は300万円しかありません。
「短大卒業から今までの32年間その貯金に手をつけずにいたら1664万円でしたね」
そうお伝えすると貴美子さんは「そんなに貯まってたんですか」と口あんぐり。家具や家電、行きたくなったら海外旅行と貯金を使っていたのです。覆水盆に返らず。しかし「貯金をする」という習慣があるのは貴美子さんの強みです。これからどうしていくか考えてみました。
■FP稲村さんからのアドバイス■
1・自分の好きなことに使うお金が4割は多すぎ。見直しましょう。
2・毎月5万貯金に回せます。退職まで8年貯めましょう。再雇用後は月2万。
3・5万のうち2万を運用に回せればなおベターですよ!
4・年金は「遅れて受給」で受取額をアップできます。
本編では貯金のお悩みと、FPからの基本のアドバイスをお伝えしました。さらに▶▶50代から始める貯金、ユルくても1000万超えは可能です。FPからのアドバイスは では、本編のアドバイス1~4を、図解を交えながら具体的にご説明します。




