
ブロッコリースプラウトはスーパーでよく見かけるけれど、「どんな野菜なのかよく知らない」という人も多いのでは?
大きな特徴は、健康効果が高いと注目されるスルフォラファンがたっぷり含まれていることです。スルフォラファンは、抗酸化、抗糖化、抗炎症、解毒作用を高める効果があり、生活習慣病予防や免疫力アップ、老化予防などに役立つといわれています。そこで、「ブロッコリースプラウトのすごい健康長寿力」(主婦の友社)より、お茶の水女子大学 生活科学部 食物栄養学科 森光康次郎教授の解説を抜粋して紹介いたします。
▶アメリカ人医師が発見!スルフォラファンの効果
医師が発見したスルフォラファンの効果。「抗酸化、抗糖化、抗炎症、解毒」老化の4大原因から体を守る
ブロッコリースプラウトは、種子から発芽したばかりのブロッコリーの新芽です。「単なる緑野菜でしょ」と思っている方がいたら、ちょっと待って。ほかの野菜と比べて成り立ちに歴史があり、実はがん予防研究の過程で開発された特別な野菜です。
ブロッコリースプラウトは、1990年代にアメリカのジョンズ・ホプキンス大学医学部教授のポール・タラレー博士が開発した野菜です。タラレー博士はがん予防研究の先駆者で、ブロッコリースプラウトに含まれる「スルフォラファン」という成分が、がん予防に効果を発揮することを突き止めたのです。

ポール・タラレー博士
がん予防だけではありません。スルフォラファンには、悩み多きオトナサローネ読者世代の救世主となる理由がギュッと詰まっています。ここでは、ぜひ知っておいていただきたい「スルフォラファンのスゴイ効果」を4つご紹介します。
スルフォラファンのスゴイ効果1▶シミ・シワを予防、肌を保湿する
40代になると、急速に肌の衰えを自覚する方も多いのではないでしょうか。
肌トラブルの原因には、糖化が関係していると考えられています。ハリや弾力性を保つコラーゲンが糖化すると、シミやシワの原因になります。そこで、強力な抗糖化作用があるスルフォラファンが役立つのです。

昭和大学(現在の昭和医科大学)の研究によると、スルフォラファンには、糖化の原因であるAGE濃度を下げる作用が明らかになっています。成人25人がスルフォラファンを高濃度に含むブロッコリースプラウトを2カ月間食べた研究では、25人のうち22人の血中AGE量が下がり、その低下率は平均で20%となりました。

スルフォラファンを摂取することでAGEの悪影響を減らし、「シミやシワが減った!」という美肌が期待できるというわけです。
強い抗酸化作用で、活性酸素から肌を守る
また、肌の乾燥やたるみの原因は、加齢や紫外線などによって発生する活性酸素が原因の一つ。それにより、真皮のヒアルロン酸やコラーゲン繊維が減ってしまうからです。スルフォラファンを摂取すると活性酸素を減少させて、保湿効果が高い肌のヒアルロン酸を増やし、うるおいを保てるようになります。
さらに、とある研究で、スルフォラファンを摂取したグループでは、摂取していないグループに比べて空腹時血糖値が10%も低くなることが分かりました。また、肝臓については、ALT、AST、γ-GPTの値が高い男性52人を対象にした研究で、スルフォラファンを2カ月間摂取した結果、ALT、γ-GTPの値が10%以上も改善したと報告されています。
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(「オトナサローネ」編集部)
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