2026年2月1日、いよいよ東京・神奈川の私立中学校入学試験の解禁日を迎える。 リセマムはこれまで、中学受験について数多くの取材を重ねてきた。さらに「保護者300人に聞いた中学受験」と題して、中学生以上のお子さまをもつ保護者を対象にアンケートを実施し、その結果をシリーズ化してお伝えしてきた。 そこで、過去に掲載した記事の中から、2026年の中学入試本番直前の受験生や保護者に向けた「心のお守り」となる言葉をまとめて紹介したい。保護者300人の声から見えた共通点 『保護者300人に聞いた中学受験』のアンケートで、中学受験を「した」と回答したのは306名(全体の94%)。アンケートにはたくさんの熱いコメントが寄せられ、編集部でこれらのコメントを分析した結果、共通するキーワードは次の5つだった。・「信じる(一喜一憂しない、本人の意思を尊重する)」・「(勉強・受験自体を)楽しむ」・「メンタルを支える(プレッシャーをかけない)」「(学校選びでは)偏差値にとらわれすぎない」・「一緒に過ごせた、乗り越えた」SAPIX(サピックス)小学部 教育情報センター本部長広野雅明氏 広野氏は、『【中学受験2026】今までとは異なるサンデーショック、知識と思考力の両面が求められる昨今の出題傾向…SAPIX』の中で「保護者にもっとも必要とされるのは、『冷静さ』を保つこと」と語り、そのうえで「不安なときは、ネットよりも塾の先生に相談してください」と保護者へのアドバイスを送った。 さらに、試験に向かう子供たちへ「『しっかり寝て、今日やるべきことに集中する』そうやって、晴れやかな気持ちで受験当日を迎えてほしいと思います」と、エールを送ってくれた。浜学園 学園長松本茂氏 松本氏は、『【中学受験2026】短期決戦と複数回入試、人気校の勢力図に変化…浜学園』のインタビュー時、「『いつものとおり』がいちばんの力になる」と、子供たちの努力をねぎらってコメント。 受験生を傍らで支え続けた保護者には、「保護者がすべきことは、子供が普段どおりの状態で試験に臨める環境を整えてあげること」としたうえで、「冷静ではいられない親御さんの気持ちはわかりますが、できるだけいつもどおりの環境で送り出してあげてほしいと思います」と平常心の大切さを優しく語ってくれた。四谷大塚 情報本部・本部長岩崎隆義氏 『【中学受験2026】サンデーショックは午後入試が緩和か、人気高まる中堅校…四谷大塚』のインタビューで岩崎氏は、「中高6年間という時間のなかで、子供は大きく変わります。決して偏差値や合否だけでは測れない。だから諦めずに最後までがんばってほしい」と、挑戦を続ける子供たちへ温かく力強いエールを送ってくれた。 そして、「受験は成長への入り口に過ぎません。だからこそ、お子さんの“今の学力”ではなく“これからの成長”を見据えてサポートしてほしいと思います」と、保護者のもつべき心構えについて説いてくれた。“心のお守り”とともに送り出す背中 入試の日、試験会場へ向かって歩き出す背中には、親が思う以上の覚悟が宿っている。 親にできるのは、その逞しさを信じ、静かに寄り添うことだけだ。 これまでの試行錯誤の日々は、親子にとってかけがえのない時間だった。 いよいよ迎える本番も、ここまで歩んできた時間が子供の力になる。 お父さん、お母さん、ここまで本当におつかれさまでした。 "心のお守り”と共に、どうか穏やかな気持ちで、子供の背中をやさしく見届けてほしい。