埼玉県は2026年1月8日、2026年度(令和8年度)埼玉県私立中学校・中等教育学校入試応募状況(中間)を公表した。1月5日時点で32校計3,744人の募集人員に対し、出願者数は7万1,314人。前年度に比べ5,285人減となり、近年増加傾向にあった出願者数が減少に転じた。 埼玉県の2026年度私立中学校入試は1月10日に解禁日を迎える。1月5日時点の埼玉県私立中学校・中等教育学校入試応募状況(中間)をみると、32校の募集人員計3,744人に対し、応募者数が7万1,314人。2026年4月に浦和学院中学校(仮称)が開学予定のため、募集校は前年度比1校増、募集人員(内部進学除く)は前年度より40人増となっている。埼玉県私立中学入試は首都圏でもっとも早いスタートとなることから県外からの受験も多く、2024年度、2025年度と2年連続で出願者数が前年度比1万人超の大幅増となっていたが、2026年度は一転して5,285人の減少となった。 学校・試験区分ごとの応募状況をみると、1月5日現在の外部出願者数がもっとも多いのは栄東・I入試で4,661人。栄東はそのほか、II入試3,102人、東大特待1,139人、帰国生II11人、帰国生III9人。さらに今年度から新たに実施するIII入試に2,070人が出願し、全試験で計1万992人の出願者数となった。試験日程は前年の5日から4日に再編されたが、区分の見直しにより受験機会が整理され、前年度最終外部出願者数より627人増加。外部募集人員215人に対する出願倍率は51.13倍。 2024年4月の開校以降、毎年多くの出願者を集めている開智所沢は、第1回に4,308人、第2回に3,177人、特待Aに1,544人、算数特待に1,297人、特待Bに2,404人が出願。受付前の日本橋併願を除く全試験の出願者数は計1万3,029人で、前年度最終外部出願者数より3,063人減少。外部募集人員300人に対する出願倍率は43.43倍。 このほか、開智は外部募集人員280人に対し、全体(受付前の日本橋併願を除く)で計1万2,397人が出願し、出願倍率は44.28倍。大宮開成は外部募集人員150人に対し、計3,087人が出願し、出願倍率は20.58倍。立教新座は外部募集人員140人に対し、計1,280人が出願し、出願倍率は9.14倍。 浦和明の星女子は1月5日時点で第1回のみ出願を開始しており、外部募集人員160人に対し、1,829人が出願、出願倍率は11.43倍。第2回は受付前となっている。浦和明の星女子のように、1月5日時点で出願を締め切っていない試験や、受付前の試験もあるため、最終的な出願倍率(出願者数÷外部募集人員)は今後も高くなる見通し。なお、2026年4月開学予定の浦和学院中学校には、外部募集人員100人に対し、537人が出願している。 埼玉県私立中学校・中等教育学校入試応募状況(中間)は、中間時点で取りまとめた情報を受験生や保護者に提供することで、利便性の向上を図ることを目的としている。学校ごとの応募状況等の一覧には、各校の試験回ごとに外部出願者数を掲載しているほか、願書受付期間や、前年度の最終外部出願者数などをまとめている。