能登半島地震後も、ものづくりの伝統と文化は健在!「本物」に出会うお取り寄せ【2025冬/クラフト編】 | NewsCafe

能登半島地震後も、ものづくりの伝統と文化は健在!「本物」に出会うお取り寄せ【2025冬/クラフト編】

女性 OTONA_SALONE/LIFESTYLE
能登半島地震後も、ものづくりの伝統と文化は健在!「本物」に出会うお取り寄せ【2025冬/クラフト編】

能登には、長い時間をかけて育まれてきた手仕事の文化があります。自然と共に暮らす中で生まれ、触れるたび、使うたびに心に静かな豊かさをもたらしてくれます。

2024年の地震と豪雨により、そんな工房や作り手の多くが大きな影響を受けました。それでも「手を止めない」「能登のものづくりを絶やさない」という想いを胸に、少しずつ歩みを進める職人たちがいます。

能登の自然と向き合い、手の感覚を頼りに生み出されるものづくりには、その土地で生きてきた証と、未来へつなげたいという願いが息づいているようです。

今回は、そんな能登の“本物の手仕事”に出会える【クラフト】の中から、地元の皆さんが心からおすすめしたい暮らしに寄り添う逸品を4点、「お取り寄せ」という形でご紹介します。

静かに灯る炎、手に馴染むガラスの器、湯に溶ける温もり、料理を支える道具……。毎日の暮らしの中に、能登の “本物”を取り入れて、心おだやかに楽しくお過ごしください。

◀関連記事『能登半島地震から丸2年。 地元のおすすめ「本物」に出会う、とっておきのお取り寄せ【2025冬/FOOD編】』では、能登で生まれ育った確かな目を持つ方々に、「能登ならではの大好きな味」「愛用している逸品」を大調査し、とっておきのお取り寄せグルメをご紹介。

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※TOP画像:(写真左)輪島・ねぶた温泉のもと、(写真中央)能登島ガラス工房のグラス、(写真右)七尾・高澤商店の菜の花ろうそく

使って応援! 能登のクラフトお取り寄せ4選

1.七尾の和ろうそく “菜の花ろうそく”   

明治25年創業、能登七尾で和ろうそくを作り続ける石川県内唯一の老舗・高澤商店。石油など鉱物性の油を原料とする洋ろうそくと異なり、和ろうそくは主に植物由来の原料で作られています。独特な匂いもなく、消えにくく、穏やかにゆらぐ明るい炎が特徴。なかでも「菜の花ろうそく」は、菜の花から採れた菜種油が主原料で、見た目も美しく環境にも優しい人気商品です。   

  • 地元のおすすめポイント:「心も和む素敵な和ろうそくは、仏壇用やお墓参りの際はもちろん、大切な日の食卓でも愛用しています」

高澤ろうそく「菜の花ろうそく」1号30本 瓶入り 1,210円 (税込)

  • 上記の他、春の訪れと才能の開花を願う「氷割れろうそく」4,950円(税込)、雪深い季節に生花の代わりとしていた「手描き絵ろうそく12ヵ月揃」4,950円(税込)など魅力的なアイテムが揃います。

2.能登島ガラス工房の「能登藍(のとブルー)流」グラス 

穏やかな七尾湾に囲まれた能登島で生まれるガラス製品は、能登の自然と光を映す美しい工芸品です。特におすすめしたいのが「能登藍(のとブルー)流」のグラス。神秘的で落ち着きのある能登の海の色を表現したこのグラスは、能登産の珪藻土を使用。宙吹きによって一つひとつ丁寧に作られ、使うたびに豊かな気持ちにさせてくれる逸品です。

  • 地元のおすすめポイント:「熟練の職人が手がけるグラスならではの温かみと、美しいブルーの色合いが大好きで、お水や冷酒を注ぐときに愛用しています」

能登島ガラス工房「能登藍(のとブルー)流」グラス 4,950円(税込)

  • 「能登藍(のとブルー)」シリーズには他のアイテムもあり。
  • 陶磁器のような質感の「耐熱燿変ガラス Hotto-G」シリーズも人気。

3.輪島の奇跡の湯   ねぶた温泉の素 

輪島市「寝豚」の地から自噴するねぶた温泉は、日本有数の高質天然アルカリ性泉質。体の芯までじんわり温まり、ツルツルとすべるような湯触りは肌あれや美肌にいいと、全国から愛される名湯です。旅館「海能登の庄」は一般利用に向けて復旧途中ですが、地震で一時止まったお湯は発災後1ヵ月後に奇跡的に再び湧き上がり、日帰り温泉として営業中です。そんなツルすべ感を“温泉の素”でご家庭でも。

  • 地元のおすすめポイント:「温泉の素はずっと愛用していますが、自家源泉ならではの泉質の良さを、ぜひ輪島に来て味わってみてほしいです」

海游 能登の庄 寝豚屋「奇跡の湯  ねぶた温泉の素」 250g  約10回分  1,364円 (税込)

浴槽や風呂釜を痛めるイオウは含まれていないので安心。源泉ではなく温泉分析値を元に配合したオリジナル品です。

4.能登町で100年愛される「イカ割き包丁」 

明治41年創業、能登の漁業や農業を支えてきた老舗の鍛冶屋、ふくべ鍛冶が生んだイカ割き(さき)包丁。小木港がある能登町で誕生し、プロから家庭まで幅広く愛用される逸品です。小ぶりで抜群の切れ味が特徴。イカや小魚などの魚介類の下処理がしやすいように作られた包丁は、慣れない人でも使いやすいと女性にも人気。刃に刻印された「孫光」には、孫の代まで輝き続けるという職人の想いが込められています。

  • 地元のおすすめポイント:「包丁も農具も、ふくべ鍛冶さんにお任せ。それほど信頼しています」​​​​​​​​​​​​​​​​

ふくべ鍛冶「イカ割き包丁 」120mm 小出刃・両刃 16,500円  (税込)

  • ネットで簡単注文、専用の箱に包丁を入れてポスト投函するだけの“包丁研ぎサービス”は、全国から年間2万本以上の申し込みがあるそう。通常であれば別料金となる刃のカケや歪みの修理なども、定額パックで対応してくれます。

能登のクラフトのお取り寄せ、今の気分に合うものはありましたか。

今回の記事でご紹介しきれなかったものや、被災後の生産量が潤沢でないために、お取り寄せとして掲載できなかったものなど、“能登のとっておき”はまだまだ沢山あります。

そこで、「もっと能登の味を探してみたい」という方におすすめのECサイトと、「実際に商品を見て選びたい」方向けに都心にある石川県のアンテナショップをご紹介します

サイト&店舗】手軽に能登のホンモノが手に入る!

能登スタイルストア 

能登の“今”を丁寧に選び抜いた、ここでしか出会えない逸品が揃っているオンラインストア。各商品ごとに、モノづくりの背景・込められた想い、美味しい食べ方まで、作り手への取材をもとに記載されています。原材料・添加物リストも明確に表示。季節で異なる能登のゆたかな恵みも感じられ、贈り物にも自分へのご褒美にもぴったりです。

じのもんオンラインショップ

“地のもの”をテーマに、能登エリアをはじめ石川県全域の特産品を取り揃えるオンラインストア。運営しているFAVO編集部が取材した読み物/コラムでは、隠れた逸品との出会いもあり必見です。カタログギフト「じのもんギフトバコ」も、予算・エリア・特集(能登牛、山中漆器の子ども食器セット他)から自由に選べて楽しいと人気があります。

いしかわテラス 

東京駅近くに2024年に誕生した石川県のアンテナショップ。金沢の洗練、能登の温もり、加賀の華やぎを一度に味わえる“美と食の発信拠点”です。期間限定フェアや展示も次々に変わり、行くたびに新しい発見がある充実の品揃え。角打ちコーナーでは、旬のおつまみと共に、ビールや日本酒飲み比べセットが楽しめます。ふらりと立ち寄るだけで、日常がほんの少し特別になる__そんな心地よい時間が待っています。

 

(JR各線「東京駅」より徒歩4分、ヤエチカ26番出口を出てすぐ)

クラフトの魅力について、多くの方が「使い始めてしばらく経った頃、ふと気づくことが多い」と言います。手になじむ感触、何気なく目に入ったときの安心感__日常に寄り添うものだからこそ生まれる愛着です。

能登を訪れる機会があれば、工房や店舗にもぜひ足を運んでみてください。作り手の笑顔やものづくりへの想いに直接触れることで、その一品はさらに特別なものとなるでしょう。

能登のクラフトが、あなた自身の毎日にも、そして大切な誰かの暮らしにも、静かであたたかな彩りを添えてくれますように。

取材・文/さいとう さくら   


《OTONA SALONE》

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