【中学受験2026】学習塾が勧める「高大接続改革に積極的な中高一貫校」ランキング | NewsCafe

【中学受験2026】学習塾が勧める「高大接続改革に積極的な中高一貫校」ランキング

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学習塾が勧める「高大接続改革に積極的な中高一貫校」ランキング
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 大学通信は2025年12月16日、学習塾が勧める中高一貫校ランキング2025「高大接続改革の取組みを積極的に進めている中高一貫校」を発表した。3位に中央大附(東京・共学)、4位に北里大附順天(東京・共学)、5位に佐野日本大中教(栃木・共学)と東洋大京北(東京・共学)がランクイン。1位と2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

 学習塾が勧める中高一貫校ランキングは、大学通信が首都圏の学習塾にアンケートを実施し、312学習塾の塾長・教室長から得た回答を、項目別に集計したもの。各回答者に該当する学校を5校まであげてもらい、1番目を5ポイント、2番目を4ポイントとポイント化し、その得点により順位付けしている。

 高大接続改革の取組みを積極的に進めている中高一貫校では、3位に「中央大附」(東京・共学)、4位に「北里大附順天」(東京・共学)、5位に「佐野日本大中教」(栃木・共学)と「東洋大京北」(東京・共学)、7位に「東海大付相模」(神奈川・共学)、8位に「宝仙学園(順天堂大系属理数インター)」(東京・共学)、9位に「和洋国府台女子」(千葉・女子)、10位に「麴町学園女子」(東京・女子)がランクイン。トップ30位圏内にランキング入りした中高一貫校は、すべて私立だった。

 3位の中央大附は、中央大学の併設校として、中高大の一貫教育の利点を生かした取組みを推進している。中学では、中央大学法科大学院と連携して教授から授業を受け、大学院生とともに事件の有罪か無罪かを討論する法教育を実施。また、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けており、高3の理系生徒対象の「Project in Science II」では、中央大学理工学部の教授らから指導を受けながら、自身が設定したテーマで研究活動を行うことができる。

 4位の北里大附順天(現:順天)は、2026年4月より北里研究所・北里大学の系列校として「北里大学附属順天中学校・高等学校」と校名を変更。2026年度大学入学者から全9学部18学科で内部進学制度を開始する。また、北里大学への進学を希望する生徒には高校在学中から大学で履修する単位の一部を取得できる制度「AP(Advanced placement)プログラム」を導入する予定。

 5位の東洋大京北では、「東洋大学附属校推薦入学枠」を導入。また、東洋大学で学ぶ留学生を招いて、英会話や簡単なゲームで交流する「Let's Chat in English」、中3生および高1生対象の生命科学部、食環境科学部を中心とした教員や学生による連携講座「未来の科学者育成プロジェクト」、附属3校の生徒が東洋大学でともに学ぶ「Summer Academia」など、東洋大学と連携したさまざまなプログラムを実施している。

 大学通信のWebサイトでは、ランキングの1位と2位を掲載しており、1位から5位の学校については各校の特徴を紹介。このほか、ランキングの1位から29位まで、計33校を一覧でまとめている。



学習塾が勧めるランキング2025…高大接続改革の取組みを積極的に進めている中高一貫校
《木村 薫》

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