
平凡だけど幸せな日々…の、はずだった。舞台は、自動車産業が盛んな地方都市。
ごくフツウの主婦・あかりは、夫・平太の義両親と敷地内同居を始めることに。
「お義母さんもお義父さんも良い人だし、きっとうまくやっていける」──そう信じていた。
ところが、「母親だったらそれくらい当たり前でしょ?」「妻ならこうするものだ」と、義両親や世間から目に見えない圧を感じ、少しずつ心が削られていく。
令和になっても消えない昭和の価値観。子育て、夫のサポート、仕事との両立…
“女の幸せ”って一体どこにあるんだろう?
※本記事は龍たまこの書籍『母親だから当たり前? フツウの母親ってなんですか』から一部抜粋・編集しました。





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