2025年度(令和7年度)司法試験の最年少合格者が、女子高生だったことが2025年12月12日、文部科学省の公表した資料から明らかになった。高校在学中の合格者は「予備試験ルート」合格者428人のうち1人だけで、慶應義塾女子高校の生徒だった。 2025年司法試験の合格者総数は1,581人。このうち、法科大学院を経ずに受験資格を得た「予備試験ルート」の合格者は428人だった。最終学歴別の合格者一覧(予備合格者)によると、合格者428人のうち、最終学歴が「高校在学中」は1人、「高校卒業」は3人、「大学中退」は5人、「大学1年」は2人、「大学2年」は2人、「大学3年」は16人、「大学4年」は51人、「大学卒業」は162人などであった。 最年少合格となる「高校在学中」の合格者1人は、慶應義塾女子高校の生徒。また、最終学歴が「高校卒業」の合格者3人は、それぞれ幸福の科学学園関西高校と青森北高校、福井県立若狭高校の出身。「大学1年」2人は早稲田大学と立教大学、「大学2年」2人はいずれも東京大学の学生であることが明らかになった。 なお、2025年司法試験の結果に関する資料は、12月12日に開かれた第122回「法科大学院等特別委員会」で公表されたもの。最終学歴は、受験願書に基づく自己申告により把握した情報としている。