北海道教育委員会は2025年12月5日、2026年度（令和8年度）公立高等学校入学者選抜について、「一般入学者選抜における面接・実技の実施予定一覧」と「推薦入学者選抜における面接以外に実施する項目の実施予定一覧」を公表した。一般入試や推薦入試で面接などを行う学校・学科を一覧にまとめている。 一般入学者選抜において、対象者全員に面接を実施するのは、石狩学区が札幌国際情報など19校、上川学区が旭川工業など13校、渡島学区が函館工業など11校。実技を実施するのは恵庭南（体育）のみで、運動能力・技能テストを課す。 推薦入学者選抜において、英語の聞き取りテストを実施するのは、市立函館（普通）と鹿追（普通）の2校。英語による問答を行うのは、滝川（普通、理数）、札幌啓成（普通、理数）、札幌国際情報（国際文化）など7校で、いずれも個人形式。実技を課すのは恵庭南（体育）のみ。このほか、室蘭栄（理数）、函館中部（理数）、釧路湖陵（文理探究、理数探究）など、33校が作文を実施する。 実施予定一覧は、北海道教育委員会Webサイトで公開している。なお、一覧には札幌市立、知内町立、奥尻町立、音威子府村立、三笠市立、大空町立、浜中町立、ニセコ町立の高校は記載されていない。一覧の最後に各市町村教育委員会や市町村立高校の問合せ先などを載せている。 2026年度北海道立高等学校入学者選抜は、推薦入学者選抜が2026年1月19日から22日まで出願を受け付け、2月10日に面接などを実施する。合格内定の通知は2月18日まで。一般入学者選抜は、1月19日から22日まで出願、1月27日から2月2日まで出願変更を受け付け、3月4日に学力検査、3月5日に面接など（対象校のみ）、3月11日に追検査を実施する。合格発表は3月17日。出願情報電子申請システムによるオンライン入力は、推薦入学者選抜と一般入学者選抜いずれも12月5日から開始し、2026年1月22日まで受け付ける。
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