2026年、大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡――夢と希望の下剋上サクセスストーリー。
主人公は天下人の弟・豊臣秀長。歴史にif(もしも)はないものの…「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまでいわしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントだ。
この度解禁となったキービジュアルは、主人公・小一郎(のちの豊臣秀長/仲野太賀)と、その兄・藤吉郎(のちの豊臣秀吉/池松壮亮)が、天気雨の中で大きく笑う一瞬を切り取りったもの。
雨をものともせず、むしろ恵みととらえるポジティブな2人の笑顔が印象的な1枚が、「豊臣兄弟!」の兄弟の絆とドラマの世界観を表している。
「小さな農村出身の何者でもなかった若者たちが、戦国時代の乱世を一気に駆け上がり、やがて天下統一を果たす。そんな二人の絆を象徴する“奇跡の一瞬”を切りとってくださったのは、写真家の川島小鳥さんとアートディレクターの坂脇慶さんです。あふれる笑顔の先で、これから二人の身に起こるさまざまな困難や喜び、悲しみ、そして希望に、想像をはせていただけたら嬉しいです」と、制作統括・堀内裕介チーフ・プロデューサーはコメントを寄せる。
また、連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインをつとめた安藤サクラが語りを担当することに、「日本国内はもちろん、海外でも活躍されており、その演技力の高さは言うまでもありません。そんな安藤さんが、秀長・秀吉という兄弟を、ときに遠くから見守り、ときに優しく寄り添いながら、二人の波乱に満ちた人生に伴走してくれます。安藤さんならではの感性あふれる『語り』にぜひご注目ください」と語った。
安藤サクラら、コメント到着
◆撮影 川島小鳥
今回のポスタービジュアル撮影の現場では、打ち合わせの段階から撮影、写真選びまで太賀さん、池松さんの2人が率先してアイディアを出してくださり、引っ張ってくれました。劇中さながら、一心同体なおふたり、そしてスタッフのみなさんが一丸となって作った、とてもとても特別な写真です!◆アートディレクター 坂脇慶
今回のビジュアルは、役を超えて呼吸を合わせる二人の関係性の温度が感じられる一枚を、キャスト・スタッフの皆さんと話し合いながら選定し制作しました。歴史を背負いながらも、現代の我々が共感できる“人としての豊臣兄弟”の姿が浮かび上がったように感じています。
◆語り 安藤サクラ
チーフ演出の渡邊良雄監督をはじめ、尊敬するスタッフ・キャストの皆さまと大河ドラマで再会できることを、心から嬉しく思っております。私にとってご縁の深い方々と、語りという立場で作品を共にできることが新鮮でこの一年がとても楽しみです。
初めて冒頭を拝見したとき、監督が描くダイナミックであたたかい世界観と、太賀くんの躍動感と安心感に心震えて涙がでました。
とにかく誠実にこの作品に寄り添っていきたいです。
誠心誠意、豊臣兄弟!を見守ってまいりますので、視聴者の皆さまにもどうか一年間あたたかく見守っていただけたら幸いです。
◆音楽 木村秀彬
このたび、「豊臣兄弟!」の音楽を担当させていただくことになりました。長い歴史のなかで多くの名曲が生まれてきた大河ドラマ。いつか八津(弘幸)先生の作品に携わる機会があればと願っておりましたが、この大舞台でご一緒できることを嬉しく感じています。
脚本から伝わってくるのは、あふれるエネルギー、軽妙なやりとり、そして何よりも揺るぎない兄弟愛。奔放な兄に振り回されながらも、誠実にその背中を支え続けた弟・秀長。仲野太賀さんと池松壮亮さんの息の合った演技も、まさに“本当の兄弟”のようで、天下統一という夢に向かい、駆け出そうとする兄弟の勢いとまなざしを、実際の足音やリズムの高揚感とともに音楽に込めています。
2026年に創立100周年を迎えられるNHK交響楽団とご一緒できたことは大変光栄であり、沼尻竜典さんの情熱的で緻密な指揮のもと、音楽がまるで生き物のように躍動していく瞬間を目の当たりにしました。
失敗を恐れず突き進む、そんな豊臣兄弟の熱が少しでも届いたらこれほど嬉しいことはありません。
大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2026年1月4日(日)20時~NHK 総合にて放送開始。









