松山ケンイチ主演「テミスの不確かな法廷」1月スタート | NewsCafe

松山ケンイチ主演「テミスの不確かな法廷」1月スタート

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松山ケンイチ
松山ケンイチ主演のドラマ「テミスの不確かな法廷」の放送が決定した。

任官7年目の裁判官・安堂清春(松山ケンイチ)。東京から前橋地方裁判所第一支部へと異動してきた。ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)と診断されて以来、自らの特性を隠し、普通を装って生きてきたが、ふとした言動が前橋地裁第一支部の面々を戸惑わせ、法廷内外で混乱を巻き起こしてしまう。

そんな安堂の元に、複雑な人間模様が絡み合う、難解な事件が舞い込んでくる。市長を襲った青年。親友をこん睡状態に追い込んだ高校生。そして「父は法律に殺された」と訴える娘。やがて、安堂の特性からくるこだわりが、誰も気づかなかった事件の矛盾をあぶり出す。同時に、彼は自身の衝動とも格闘しながら公判に挑まなければならない――。

原作は、新聞記者・直島翔が描く異色のリーガルミステリー「テミスの不確かな法廷」。発達障がいを抱える裁判官をはじめ、裁判所職員、検事、弁護士らそれぞれが真実を求めてぶつかり合う緊迫した法廷の攻防と、時にかみ合わない会話をコミカルに描き、“普通”とは何か、“正義”とは何かを問いかける。

ドラマ化では、原作のスピリットを受け継ぎながら、登場人物たちの古傷や因縁、葛藤を掘り下げ、オリジナルの物語を重ねてさらなるエピソードを紡ぎ出す。

発達障がい抱える裁判官・安堂清春を演じる松山は、「安堂は自分の特性を活かせる仕事として裁判官を選択しましたがそれは自分の一部分の特性で、他の部分はまだまだ未知数です。その未知数な部分が様々な人々との関わりでどう変化していくのか、それとも変化しないのか楽しみです」と展開に期待を寄せる。

また台本を読み、「特性の部分で違いは沢山あるけれど感性を持った人間として僕と安堂は何が違うんだろう」と思ったそうで、「凸凹は誰しもがあるけれど、その裏には様々な心の傷があるように思います。その傷がどれだけ大きかったのか、安堂の鋭いきめ細かな感性にこの番組に関わる全ての人たちと一緒に寄り添っていくことで人間について新たな発見や気付きがある作品にできればと思います」とコメントしている。

なお、脚本は「絶対零度」「イチケイのカラス」シリーズの浜田秀哉、チーフ演出は「宙わたる教室」の吉川久岳が務める。

「テミスの不確かな法廷」は2026年1月6日より毎週火曜日22時~NHK 総合テレビにて放送(全8回)。※再放送は毎週金曜日0時35分~。
《シネマカフェ編集部》

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