※個人が特定されないよう変更を加えてあります
今回は、「結婚前は優しかった彼が、子連れ再婚後に最悪のモラハラ夫に豹変してしまった」というEさんのお話をお届けします。
「もう二度と結婚はしない。2人の子どもは、自分の手で育てていこう」と思っていたEさんですが、彼が子どもたちと仲良く遊ぶ姿を見て「この人となら幸せな家庭を築けるかもしれない」と感じました。彼は気分のムラがあり、暴言を吐いて家を出て行くなど、「兆候」がありましたが、家を出て行ったあとには戻ってきて、優しくEさんを抱きしめるのです。それによって、Eさんは彼の優しさを確信し、そのうち彼との間にもう一人の子どもができました。
麻野先生のコメント:これはまさにモラハラの典型的なパターン。「暴言→謝罪→抱擁」という一連の“揺さぶり”は、モラハラ加害者がよく使う手口です。相手を責め、追い詰め、混乱させたあとに優しさを見せることで、「やっぱりこの人は本当は優しい」と錯覚させるのです。
【うちの夫はモラハラでした】
悪化する事態。でも、もう二度と離婚はできない……?
ある日、夫が「水族館に行こう」と言い出しました。Eさんが「今日は道路が混むかもよ、連日の初日だし……」と伝えると、夫は怒って「俺の提案にケチをつけるな」と睨んできました。
大渋滞に巻き込まれ、一番下の子が泣き出してしまって
一番下の子は、夫との間にできた子ども。その子が泣き出しただけで、激昂して怒鳴る夫。そして、上の二人の子どもたちに対しても、心をえぐるような言葉を投げつけてきて……▶▶子どもに対して「ありえない暴言」を吐き、危険運転をする夫。どうやって止めたらいいの…
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